今の気持ち
もうすぐ、今まで経験したことのない程のテストの嵐がやってくる。
そう、期末テストだ。
キンと冷えた体育館で行う、二年間の学びを全て問われるアセスメント。
テスト勉強の集中がふと切れると毎回思い出すことがある。 それは映画館で自分の意思とは関係なく始まる映画のように流れ込む、この前の模試試験のこと。
指先に血が回っていないような感覚でただただ手を動かす。空白が徐々に青いインクで埋まっていく。だけどやっぱり体育館のステージに置かれた大きなデジタル時計はいつもより少し焦っているように時間をすすめて、最後には空白のまま先生の手の中に飲み込まれていく紙にさよならを告げる。
自分のできる最大限を!
頑張った私を信じて!
とか毎回思うんだけど、やっぱり均等に離れている問題用紙の置かれた机と、広い体育館に響く先生の声は怖い。今もそれを想像するだけで深い暗い穴に落とされた気分になる。
だけど、ただこわいこわい言ってても、どんなに長い時間泣いても、なんにも変わらないってことくらい知ってる。
自信を持って試験に挑めるのは、自分のできる事全てをやりきった私のみ。冷たくて硬い解答用紙に名前を書いている時に、もっと勉強してくればよかったって後悔しない為にも、勉強頑張ります😤