Effective Stack150bbのハンドレビュー
こんにちは、astroです。
今回は質問があったハンドに関する記事になります。
https://pokerbankrolltracker.net/replayer/317860
Effective Stack 150bb SBvsBTN 3BetPotです
基本100bbの勉強しかしないので、今回重い腰を上げる形で解析、学習していきたいと思います。実際海外カジノのキャッシュゲームでは100bbより150bb以上でプレイすることの方が多いので100bb、150bb、200bbそれぞれの違いなども見ながら記事にしていきます。
150bb以上はほとんど勉強したことがないので、Piosolverで計算した結果をただただ書いていく形になるかと思いますがそれでもよければ見てください。
今回Villainは均衡戦略を理解しているプレイヤーと仮定します。アクションの頻度を比べるためWizardの150bbのレンジで固定して、100bb200bbの計算をPiosolverで行っています。
Heroのpreflopの3betsizeを10bbに変更しています。
今回の目標
ハンドレビュー
スタックが変わったときのアクションの変化
Piosolverで計算する前に
・筆者の勝手なイメージではスタックが増えていくとOOP(アウトオブポジション)でのCB頻度が減少する傾向があると思っているので、CB頻度は少なそう。
・HeroはQQでブラフをしているがAQoやTXなどのツーペアブロッカーがブラフしそう。
それぞれのレンジは下の画像の設定にしています。
ハンドレビュー
FLOP Kd 7d 3h
OOPのQQは高頻度で33%のCBを打ってよさそう。レンジ全体のcheck頻度は22%
TURN Td
OOPのQQはcheck。IPの50%のbetに対してダイヤがないQQを一部fold、今回ダイヤがあるのでcall。
RIVER 5h
OOPはcheck、IPの75%betに対してQQはfoldしています。
OOPのブラフレイズするハンドはAKo,KQo,KJo,.99の一部。
ハンドレビューまとめ
今回のポイントはリバーでのブラフハンドの選定だったかと思います。
相手の戦略次第ですが、75%betorAllinの戦略を使ってくると想定すると、
IPの75%betにはセットやツーペア、トップペアの一部が多く
Allinにはフラッシュやセットの一部もしくはブラフという構成になってます。
IPの75%betにはKQs,KJsのKヒットはほとんどフォールドなのに対してJTs,T9s,T8sのTのワンペアがコールしているのは、KQs,KJsは相手のブラフハンド(AQo,AJo)をブロックしていること、Tヒットの方がKヒットより相手のセットやツーペア(KT,TT,T7)をブロックしていることなどからブラフキャッチハンドになっていると考えられる。逆に相手の弱いツーペア(53)をブロックしてない且つ強いツーペアのKをブロックしているAK,KQ,KJの一部がブラフハンドになっていることがわかる。
なので今回QQはブラフハンド筆頭ではないのでフォールドが良さそう。
筆者の予想に反してTヒットよりKヒットがブラフになる点など勉強になりました。予定ではここから100bb、150bb、200bbそれぞれの違いを見る予定でしたが長くなりそうなので次回書きます。内容によっては有料記事にするかもです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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