セリアヘッドライト用・星見赤カバー
セリアでヘッドライト発見
暗い中で天体望遠鏡のセッティング変更するときに、懐中電灯を使っていましたが片手作業になるのでちょっとやりにくいです。遠征先で周りを見るとヘッドライトを使ってる人も多くいます。お高いんだろうなと思ってたんですが、100円ショップのセリアに売ってました。しかも2種類。どちらも税別100円です。こんなの100円で作るってすごすぎです。どう違うかわからないし、100円なので両方買ってきました。
どちらも単4・3本(別売)で、左のタイプは光が広く広がり、スイッチを押すと明るい・暗い・高速点滅が切り替わりました。右のタイプは光はあまり広がらずON・OFFのみでした。遠征先などで周りにも天体観測している人がいるとそちらに光が行かないようにしたいので、光が広がらない右のタイプを使うことにします。ライト全面も円形なので赤カバーも付けやすいです。
赤カバーの設計
ライト外周は段があり、ノギスで測ると前面の外径は41.5mm・深さ5mm、奥が43.0mm・前面から奥まで14mmでした。
断面形状をこんな感じにして、回転押し出しにします。赤フィラメントで印刷し、こんな感じに出来ました。いい感じじゃないですか。
問題発覚
11/11〜13に長野県小海町で開催された「八ヶ岳星と自然のフェスタinこうみ」に持っていきました。両手が空いて便利です。しかーし、この赤カバーの側面もぼんやり赤く光、それが自分に見えてしまってちょっと気になりました。帰ってきてから側面に黒フィラメントで遮光の筒を付けました。
単純な筒です。先に作った赤カバーの外径は、(21.6+1.5)x2=46.2mm、遮光筒の内径はクリアランス0.2mmの46.4mmにしてみました。キツキツですが押し込めました。キツキツなので接着とかしなくても外れないでしょう。できあがりはこんな感じです。
側面は光らなくなり、快適に使えるようになりました。
CADデータ
STLファイル
3Dプリンタをお持ちの方はSTLをダウンロードしてプリントしてくみてください。
赤カバー本体
側面遮光筒
FreeCADデータ
修正が必要な方はこちらをご利用ください。