見出し画像

国内OEM事業運営の大まかな前提学習の具体的な内容・Amazon編(1/2)

最初の前提

・ものすごく質の高いデザインやキャッチコピーができるかよりも、消費者の検索から「最適解」を提示できるのかが最も重要
・消費者から消費者に流す転売と比較すると、安定している供給先を選べると活動を続けていけるので自己資金の範囲で事業を展開して行くことができる(自動収益化装置を作るようなイメージ)

リサーチ


・どんな商品?どんなブランドを作りたい?から考える
「商品を作って終わり」ではなく、収益を継続的に得ていくためにも競合とやり合って市場を進化させる
→自分の興味のある、継続的に勉強を続けたいと思うものを選択する

・それと同時に人々が求めるものを提供するべきなので、あまりにも興味のあることがニッチ過ぎる場合には、それを含む大きなカテゴリの中で需要のあるものに目を向けていくのが最適
→Amazonの中でも分析ツールなどを使って価格推移やレビュー付着数、関連キーワード等を把握し、再現性のある知見から潜在顧客が購入に至る可能性を高めていく作業というのが基本になる

今後自分自身がやっていくこと

・自分の過去の経験やものに対する感覚、興味のわいてくるものや好きなものを時間をかけて丁寧に考えたり整理したりする


商品企画や開発

・すでにある商品ではなく「理想を具現化する」行為なので、発注依頼をして実際に見積もりを取ったら価格が全然合わなかったり、完成品が期待通りではないといったようなリスクが存在する
→複数の工場から見積もりをして条件の良さそうなところから複数サンプルを取得するアクションが欠かせない

・それに合わせて、パッケージや同梱物、商品画像や動画などの目に映るあらゆるコンテンツなどの準備も気合を入れる
→お客様が商品を閲覧し、注文をし、配送物を確認し、それを自分の手で開けるというところを想像する
→いいレビューを受けるためでもあるが、それよりも悪いレビューをできるかぎり生まないようにすることが最大の目的意識である

今後自分自身がやっていくこと

・情報提供者が動画の中で言うような雑談話(おすすめ商品)などにも意識を向けてみる
→わざわざ熱意を込めて発言している内容には、自分の事業商品の訴求に活かせるようなその方の「こだわり」などが学べるかもしれないと思ったから
・写真撮影、画像加工、画像・動画作成、ホームページ作成等をそれぞれどうするのかをじっくり考えていく

商品公開後の運用

AmazonSEO(アルゴリズム)対策

考えて工夫を見つけることは大切だし姿勢はすばらしいが、まずは正しい知識を身につけることを心がける
→計画立て、狙うフィールド、露出する商品のタイプ、SEO対策につながる売り方、その後の売上に貢献するやり方などをガッツリ考える

ブランド登録

・JANコードの取得と商品へのブランド名の恒久的な印字が行われていれば商品の販売自体は可能
・ブランド分析機能やSP(スポンサープロダクト)以外の広告の実施、VINEプログラム(レビュー投稿を条件とするお試し提供)などを活用していける
→そのためには商標を取得する必要がある
→商品をリリースする準備段階でその手順などに関する情報収集をしておく

VINEプログラム

最高30件まで「VINEメンバー」と呼ばれるレビュワーにレビュー依頼ができる有料サービス
→初動のうちはレビューもなくSEO対策にも必要な成約率そのものも取りづらいため、これを活用することで最初から軌道に乗せられる可能性が高まる

広告運用

・運用を行う前段階から、露出先やクリック率、露出先の優先順位、競合広告の分析や確認などはしっかり時間を使って行っておく必要がある
→話を遡って商品を選ぶ際の一番最初のリサーチが重要なのは、商品によっては広告をかけている競合が少なく、少ない入札額でも広告の効果を得ることができる可能性が合ったりするため

・一概に広告と言っても、検索後の画面のどこに表示するのかというポイント以外にも、SBやDSP広告(Amazon広告の種類)などは自社ブランドに関する認知を高めるものか否かなど様々な条件があるということは考慮しておく

カタログ(商品ページ)の成長

これは商品をリリースしてから半年の期間は注力するべき最重要項目であり、具体的には成約実績や評価の獲得を利益そのものよりも考えて取り組むべき事柄である。
→最初のうちはオーガニック検索から表示・閲覧されることはAmazonの仕様上現実的ではないので、売上のうち広告経由のものの割合が高い傾向にある
→そのため広告を運用していかないといけないわけだが、
いつまでもずっと広告運用に集客を頼る姿勢もベストとは言えない
(競合と同じ売上だったとしてもその相手に広告費(入札額)で負けたりすると、その機会損失による経費の無駄やその分の利益の低下につながってしまうため)
→つまり広告などの施策メインではなく、最初から自社の商品ページそのものを育てていくための手段の一つとして広告運用などを考えていく

今後自分がやるべきこと

・商品リリースの初月から月いくらの利益と費用がかかり、どの程度時間が経過したら(何ヶ月目で)、それまでの赤字が回収できるのかをシミュレーション計算を行う

いいなと思ったら応援しよう!