RPG風のグッズを作りたい
半年以上前になるんですが、急にファミコンのRPGのメッセージウィンドウをデザインに使った何かを作りたいなぁと思い立ちました。
アプリだとしたら、タスクリストとか、メモなんかが良いのかな?と思ったんですがドットだと漢字が綺麗に書けないんで却下。
そもそもアプリを作る事自体が面倒なんで、なんかグッズ的なものを作れないかなぁと。
で、その流れでメモを作ろうと思ったんですが、だたのメモ帳がRPGのウィンドウっぽくなってるのもイマイチだなぁって事で、出来るだけ文字も出す方向で考えてみました。
最初はメッセージカードの様な物を考えてみたんですが、汎用性がなさすぎるんで却下。
ちょっと考えた挙げ句、ポストイットで電話のメモを作れないかと思いやってみました。
そしてこれがデザイン第一号。
ああ、凄くそれっぽい。
こういうポストイットが公式であったらちょっと買いたい。
俺が作ったものにしては結構よくできたんで、すぐに「これノベルティ会社に依頼して作ってみようかなぁ」と思ったんですが、よくよく考えてみたら使えないんですよね、これ。
ウィンドウが黒背景だから、上から文字が書けない(笑)
と、言うことで作り直しました。
多色刷りを避ける(制作費を安く押さえる)ために、背景の草原を真っ白にしたらスカスカになって凄く寂しい(笑)
Twitterに流してみたら「ファミコンっぽかったのがゲームボーイみたいになった」とのご意見を頂きました(笑)
で、ちょっと前にUIの話を書いたんですが、これもやはりUIに改善必要だなぁって事でちょっと変更。
・日時はもっと大きく必要
・電話番号は折返しの指示の下にあると流れで書きやすい
・電話を受けた人(「とったひと」)は電話中にメモらなくて良いので下の方でいい(日時は読む人にとって大事なので上のままでOK)
・ついでに背景を黒くしてみよう
UIもまとまって、背景に色を入れたおかげでだいぶスッキリして見えてきました。
元々、作りたいだけで売るつもりは無かったので、ここで満足して作業は一旦終了。
存在をすっかり忘れて半年放置してました。
思い出したのはついこないだ。
5/20に行われるゲームレジェンドってイベントがあるんですが、そこで売る物をどうしようかと考えてて、コレの事を思い出しました。
もうデザインあるし、リサイズして印刷業者さんに注文するだけだし、じゃあ、入稿してみちゃう?ってな事でフォーマットを確認…
え?正方形じゃないの?
あ、思ったよりも小さいのか…
あ!トンボとか裁ち落とし考えなきゃダメか?
などなどの障害が発生しまして、結局かなりギュウギュウ詰めにしなきゃいけないことが判明しました(笑)
背景を黒くすると、その周りにもう1枠白い枠が必要になるんで黒背景を廃止。
ウィンドウもだいぶ重ねて表示するハメになりまして、その影響で各ウィンドウのタイトル(「にちじ」とか「あてさき」とか)の表示位置を中央から左寄せに変更。
実際のプリンタで印刷してみた所、電話番号を書くスペースがだいぶ小さくなっちゃったんで、そこもちょっと手直し。
「TEL」の文字を無くし「折り返せ」とつなげることで「言わなくても分かると思うけど、ここに電話番号だからな!」って事にしました。
一応、これで完成かなぁ。
あとは発注の個数と、1冊の枚数と、販売金額の兼ね合いをどうするかですね。
でも、非公式の消耗品グッツだと1個500円がギリ出せるラインだよなぁ。
こういうの、値付けと生産数が一番難しいよなぁ。
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