床屋の話
大塚の駅からすぐの床屋に行った時の話。
それまで入ったこと無い床屋だったんですが、ちょっと勇気を出して入ってみました。
たぶんその床屋の店長さんだと思われる人が切ってくれたんですけど、確認の仕方がおかしかったんですよ。
例えば前髪を切る。
長さの確認をする時に「どうですか?」って聞いてくるんですが、その言い方が「どうですか?」じゃなくて「どぉぉぉぉですかぁぁ!」みたいな言い方。
過剰なまでに自信たっぷり。
アップルの基調講演で新しいiPhoneを説明する、ジャパネットたかたの高田元社長みたいな、そういう自信に溢れた聞き方。
ただ前髪切っただけなのに。
いや、髪を切る技術を習得するのが大変ってのは分かりますよ。
でも、髪を切るっていう行為自体ってそこまで賞賛されるもんでもないじゃないですか。
前髪の長さの確認だけだし、切り始めてからまだ10分ぐらいだし。
「俺の渾身の力作みてくれよ!作るのに1年かかったんだよ!」みたいなテンションで言われてもどうして良いかサッパリですよ。
「ああ、はい。大丈夫です」
って言うのがやっとでした。
笑いをこらえながら。
そして坊ちゃん刈りみたいな出来上がりになったんで、二度と行ってません(笑)
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