世田谷文学館にハズレ無し

今日は「ヒグチユウコ 展 CIRCUS」を観に世田谷文学館へ行ってきました。

ちゃんと仕事してた頃は「平日暇な奴は土日に美術館とか来るんじゃねぇよ」って思ってたんですが、なにせ場所が世田谷文学館。
今まで土日に世田谷文学館に行っても、混んでた事が一度もなかったんで安心して行ってみました(笑)

で、何も考えずに行ったんですけど、これがなかなかの混み具合。
入り口で時間を区切った整理券渡されるほどの盛況ぶりでした(実際にはすんなり入れましたが)。

この世田谷文学館。
芦花公園駅から歩いて5分ぐらいなんですが、近所には飲食する場所もほとんどなく、世田谷文学館以外で特に何か面白そうな物がある訳でもないような所に建っています。
つまり、なんかのついでに行くような場所じゃないんですね。
上野や六本木の美術館なんかと比べると、東京在住の人でも行った事ある人はそんなにいない気がします。

でも、この世田谷文学館は今まで特別展を観に行って外れたことが一度もないんですよ。(個人の感想です)

俺が見た特別展は(たぶん)今回で5回目。

星新一展
星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会
日本SF展・SFの国
ムットーニ・パラダイス

なんか、抜けてるような気もするけど、とりあえずいま思い出せるのはこの4つ。
どれも素晴らしい展示で皆に勧めまくった覚えがあります。(そしてそれを受けて誰かが行ったって話を一度も聞いたことがありません(笑))

「お前の好みの物を見に行ってるんだから、そりゃ全部気にいるんじゃないのか?」と思われそうですが、いつもはそんなことも無いんですよ。
普通の美術展なんかは好きな作家さんの物でも「今回はそこまででも無かったな」って思っちゃうことも多い。
でも、世田谷文学館の展示は毎回人に勧めたくなるほど満足する。

これって何なんでしょうね。
キュレーターの方の腕なんでしょうか。
施設としてのコンセプトによる物なんでしょうか。

もし、今後、興味のあるジャンルの展示が世田谷文学館で行われるような事があったら是非行ってみてください。
きっと満足の行く展示になってると思います。
(現在のヒグチユウコ 展 CIRCUSもかなり良いんで、おすすめです)

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