ラジオの特性

去年の10月中旬ぐらいから「伊集院光とらじおと」(以下、「らじおと」)をずっと聞いてます。
普通はTVとラジオの違いを聞かれた時に映像の有無を上げる人がほとんどだと思うんですけど、別な視点からラジオの特性について考えてみました。

まず、1番組の時間が長い。
いつも聞いている「らじおと」が8:30~11:00の2時間半。
日替わりアシスタント1名、ニュース1名、各コーナーのレポーター陣が日替わりで2~3名、ゲスト1名ぐらいで2時間半。
J-WAVEの「GROOVE LINE Z」も以前は16:30~20:00でした。
放送中は基本的にはずっとメインの司会者が出ずっぱりで、コーナーやゲストとの会話はあるものの、自分の意見を発信し続ける。

TVだとそうは行かないですよね。
TVで毎日やる長時間の物だと情報番組が多いと思うんですが、ニュースや時事ネタを司会者以外が紹介する時間が殆どで、それにたいして感想を言う時間はほとんどない。
つまり、ラジオってTVと比べて圧倒的に司会者が喋ってるんですよね。
そのため、ラジオの場合は司会者の人柄や思想をより強く感じる事ができる。
ラジオ司会者ではなく、ラジオパーソナリティって呼ぶのはそのためなんじゃないかと思います。

で、次の特徴として投稿したものが採用されやすい。
俺、去年末ぐらいから2~3週に1度のペースで「らじおと」に投稿してみてるんですが、半年で5通採用されてるんですよ。
全国放送ではない事を考慮に入れても、TVでこんなに採用率高いことってありえない気がします。
2時間半の間に毎日7~15通ぐらい読まれて、それが週5回ですから月に300通ぐらいでしょうか?
TVの番組で視聴者の投稿が月に300通も紹介される物ってたぶん殆ど無いと思うんですよね。
これって番組と受け手(視聴者・聴取者)の距離感が大きく違って見えるんじゃないでしょうか?
受け手自身が投稿するしないに関わらず、芸能人以外の人の意見が公共物に乗るって言うのは親しみを感じる一因になるんじゃないかと思います。

と、言うことで、ラジオって『番組や、出演者を身近に感じられる』って部分があるんじゃないかと思います。

俺は人見知りなんで有名人を街で見かけても絶対に声なんかかけませんけど、伊集院光さんや山瀬まみさん(メール読まれてるから敬称付き(笑))だったら「いつも聞いてます!前に読まれたこともあるんですよ!」って話しかけちゃいそうなきがするんですよねぇ(笑)

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