「ダンボ」の基礎知識
「ダンボ」見てきたんですよ、「ダンボ」。
もうとにかくダンボが可愛らしかったです。
ストーリーとかどうでも良い(笑)
評価の99%ぐらいが「ダンボかわいい」で、あと50%ぐらいは他の理由です。
どのぐらい可愛かったかと言うと、映画見た後にそのまま上野動物園に象を見に行くぐらい可愛かったです。
と、言うわけで「ダンボ」を見に行く前に知っておくと面白いかもしれないことをネタバレしないように書いていきます。
あ、1点だけ先に物語の核心に迫るネタバレ書いときます。
なんと象なのに空飛ぶんですよ!
あと、まあ、別にネタバレじゃないんですが、アニメ版では動物たちが担っていた部分を人間にやらせることで、アニメ版にはないドラマを入れ込んでいます。
アニメ版が好きな人は、その辺を事前に知っておかないと、だいぶ改変されている感じになるんで、要注意。
・アジアゾウ?アフリカゾウ?
象は主にアジア象とアフリカ象がいます。
インド象ってのは、アジア象の中の種類なんで、アジア象扱いです。
アフリカ象は耳が大きくて、横に広がってるのが特徴。
インド象は耳が比較的小さくて(アフリカ象の半分ぐらい)、寝ている(体に密着している)感じ。
アジア象で一番高い場所は背中で、アフリカ象は頭部が一番高いらしいです。
さて、映画見ながらどっちかなと思ってたんですが、耳が大きいせいで体にくっついている状態が多くて、正直どっちだか分からねぇなって感じだったんですよ。
でも、よくよく考えてみたら、お母さんの名前が「ジャンボ」なんで、アフリカ象だと思います。
・ディズニーランドが嫌いなのか?
「チャーリーとチョコレート工場」のウォンカ登場シーンでディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールド的なアトラクションが燃える演出があります。
ティム・バートン、ディズニーランド嫌いなのかなぁ。
今回のクライマックスシーンも遊園地。
配給はディズニーです(笑)
・脚フェチ
ティム・バートン、たぶん脚フェチなんですよ。
映画見てると女性の脚のシーンがちょいちょい出てくる。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」でもヒロインのサリーの足を綺麗に描写してるシーンがあるんですが、今回もその辺ちょっと注目です。
・犬好き
ティム・バートン、犬好きらしいです。
映画見てると犬のキャラクターがちょいちょい出てくる。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のゼロ、「フランケンウィニー」のスパーキー、「コープスブライド」のスクラップス等。
でも、今回かなり動物映画なのに犬は出てきません(笑)
・ディズニー映画のお約束
ディズニー映画って悪役が死ぬって表現しないんですよね。
高いところから落ちるとか、建物が崩れるみたいな方法で悪役がいなくなる事はあるんですが、死んだことを明示しないし、主人公が直接の原因(突き落とすとか)にもならないようになってるんです。
いつからそうなのか、本当にそういうガンドラインがあるのかは分からないんですが、どうやらそうっぽい。
あと、クライマックスになると画面が赤っぽくなるってのも特徴みたいです。
主に火が使われるんですが、「ガンガン盛り上がっていくよ!」って感じの時は赤系の色を多用するようになっている気がします。
・子供はお酒飲まない
アニメ版では誤ってお酒を飲んでしまうシーンがあるんですが、今回は飲まないです。(ここ、ぼやかして書くんで表現が正確さを欠きますが)
これもやっぱりディズニー的な道徳観で「子供(子象)の飲酒シーンは描かない」ってのはあるんだと思います。
そのための言い訳みたいなシーンが2つ入ってますんで、アニメ版を知ってる方はチェックしてみると面白いです。
と、まあ、ごちゃごちゃ書きましたけど、評価の99%が「ダンボかわいい」なんで、かわいい象の映画を見たい人にはオススメです。
特に、かわいい象が空を飛ぶ実写映画を見たい人にはお勧めですんで、是非。
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