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Let's豪徳寺!(田島列島はイイもの展をみてきた話)

今日、生まれて初めて豪徳寺駅で降りました。
すぐ横の経堂はよく行ってたんですが、豪徳寺は初めてです。
生まれて初めて実際に思いましたね。
「Let's豪徳寺!」って。
実際に行ってみたら個人経営っぽいお店が多くて、入ってみたい食べ物屋さんも多くていい街でした。
豪徳寺。

さて。
皆さんは「子供はわかってあげない」という漫画(または実写映画)をご存知でしょうか?
俺は映画の方から入ったんですが、間とか言葉遣いとかが独特で不思議な味があって凄く良かったんですよ。
見終わってすぐに原作の漫画を買いに行きまして、帰って少し時間を置いて心を落ち着かせてからじっくり読んでみたらそっちも凄く良い。
「こんなにカッチリ終わるものを全2巻で?で、この完成度の物を実写で2時間に?」となってもう一回最初から読み直してみるぐらい良い。

実写では大きい要素が1個丸っと抜けてるんですが、どっちの作品も「これ以上足したり引いたり出来ないんじゃないの?」という完成度なんですよね。

で、まあ、その後立て続けに同じ漫画家さんの漫画を次々と買って読んだんですが、どれも面白い。
そんな原作の漫画を描いた田島列島さんの原画展があるという事で、行ってきました豪徳寺での「田島列島はイイもの展」。

会場の旧尾崎テオドラ邸
狭いながらも5〜6人ぐらいいた隙間を縫って

そう広くない2部屋に原画や、カラー原稿や、ネーム(凄え書き込んである。「子供はわかってあげない」は連載前に全ネームが終わっていたそうです)のコピーなんかがありまして、特殊なところでは作業台(見てのお楽しみ)がありました。
展示と共にセリフの切り抜きなんかが貼られてるんですが、どれも「ああ、あの場面良いよなぁ」となるセリフばかりで、すぐに帰って漫画を読むか、いっそ物販で買ってどっか喫茶店にでも入って読むかしたくなりました(笑)

ファンの方には自信を持っておすすめできる展示なんですが、ファンじゃない人にも行ってほしい。
でも、ファンじゃない人が行くことはないだろうし、ファンじゃない人が行っても良さは伝わらないだろうから、まずファンじゃない人に漫画を買い与える所から始めたい。
そんな風に思いました。

ところで、映画の「子供はわかってあげない」は監督さんがデタラメなプロダクションノートをnote上で公開しているので良かったら読んでみてください。
本当にデタラメで一切参考になりません(笑)

あと、映画を観た当時に書いた感想のリンクも貼っておきます。
よかったら読んでやってください。
来るよ、来るよ!副反応って奴が!


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