機種変更をした話

先週の金曜日(11/30)に携帯電話を機種変更してきました。
いままで使っていたXPERIA Z2で、押していない部分が押されまくっているように認識されてしまう現象(ゴーストタッチ)が発生してしまい、携帯電話としてほぼ使えない感じになってしまいまして…

機種変しようと思い、店頭で値段や機能をチェックした結果、11月9日に出たばかりのXZ3(税込10万2000円ぐらい)か、5月31日に出たXZ2(税込9万5000円ぐらい)のどちらかに決定。
値段としてはそう変わらないものの、あんまり縦長なの嫌だなぁってことで、古い方(XZ2)にしました。

で。
大型量販店(ヤマダ電機)の店頭に書かれていた金額は95,040円。
ちょっと話を聞いてみた所、店としての割引なんかは無いらしいんですが、謎の名目の割引が存在するらしく、実質9万も払う必要がないらしい事が判明。
ちょっと割引分を書いてみます。

・Androidおトク割
一番謎だった割引。
なんと21,600円も引かれる。
12ヶ月以上同じ機種を使っている人が、対象の機種を購入して、対象のプランに入ると引かれるらしい。
1世代前の端末が対象っぽいんで、在庫整理のための物なのかなぁ?

・スマホ応援割
スマホにしてから6年ぐらい経つんですが、応援してもらえるらしいです(笑)
いままで特に応援されなかったのに、機種変してなんで急に応援されるのかが謎。(機種変更のタイミングで料金プランを変更した人が対象らしい。それのどこがスマホ応援割なのか、どういう理屈で引かれるのかも謎)
12ヶ月間、基本料金から毎月1,080円が引かれます。
合計12,960円分お得になります。

・auウォレットのポイント値引き
今までの毎月の使用料金がポイントになった分が10,010ポイントあったのでそれを使用(どうせ他で使わないし)。
その分、基本料金下げてくれよって気もします。

・Xperiaユーザー向け(?)クーポン
Xperiaを長期間使用しているユーザーに送られている物っぽいんですが、新しいXperiaにすることでauウォレットに5000ポイントがキャッシュバックされます。
ポイントが入ることを”キャッシュ”バックって言うのが何か違和感があります(笑)

・店舗のポイント
ヤマダ電機のポイントが9680円分。
これ、どういう計算でこの数値になるのかイマイチわからないんですよね。
10%でも12%でも無いんですよ(笑)
何かの割引をした後で計算とかなのかなぁ…

で、それとは逆に、表示されていないのにかかった金額もある。
事務手数料、3,240円。
これは店頭で支払うんじゃなくて、来月の月額使用料と一緒に請求が来る。
金額やらなにやらを聞いて「じゃあ、購入します」ってなった時点で急に存在が明かされたんですが、それっておかしくないかなぁ?

と、言うわけで、今回の機種変更を行うことで動いた金額を考えると…

出費
95,040(本体代)+3,240(事務手数料)=98,280
割引
21,600(androidお得割)+12,960(スマホ応援割)+10,010(auウォレットポイント使用分)+5,000(auウォレットポイント発生分(キャッシュバッククーポン))+9,680(ヤマダポイント発生分)=59,250

差し引きで考えると、39,030円の出費。

厳密に言うと、auウォレットのポイントを使った分と、auウォレットのポイントが発生した分を同じカテゴリに入れるのはおかしいんですが、俺としては存在を意識したことがないポイントを使った(減った感覚が無い)のと、何かポイントが増えたって事で、どっちも「得した」感覚になります。

で。
実質3万9千円で買える物を、9万5千円って店頭表示するのおかしくないですか?
倍以上で提示してあるんですよ。
実際に支払ったのは6,3430円なんですが、それでも3万以上違う。
いや、「実質」って言い方がおかしいのは分かるんですよ。
「実質0円」みたいなのを見ると、ゼロカロリー理論みたいな感覚に陥るんですけど、それにしても実際の額との乖離が激しい気がする。

思ってたよりも安く済んだんだから良いじゃねぇかって気もしないでもないんですけど、携帯電話に関しては一応元プロの俺がこんなに分からないってことは、普通の人はもっとわからないんじゃないでしょうか?

最近、キャリアと端末販売は分けるべきだってニュースが出てましたけど、特に凝った事をしないで店員さんの言うことをハイハイ聞いて行った機種変更がこんなに複雑だと、そりゃ分離すべきだよなと思います。

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