オイノコエ

みなさんは「オイノコエ」をご存知でしょうか?
「オノマトペ」でも、「ヨイトマケ」でも、「甥の声」でもなく、「オイノコエ」です。

突然、何の話かと言いますと「古代ローマ帝国の遺産」ってのを国立西洋美術館に見に行っ時に展示してあったんですよ。
オイノコエが。「女性頭部をかたどったオイノコエ」って名前がついてて、そもそも「オイノコエて何だよ」と。

ワインなんかを注ぐために使われた容器らしいんですけどね。
(個人Blogさんのなんですが、写真みっけました。
 LINKって著作権的にはOKなのかな?
 転載じゃなければいいのかな?右側の奴です。)
http://ameblo.jp/esencia/image-10346424734-10257134784.html

んで。
この壷、何が面白いかって、女性の目が上を見てるんですよ。
コレにワイン注ぐ時とか、これからワインを出す時とかに、女性がその出入り口をじっと見てる感じがする。
なんつーか、こう、アタマからワインが出入りする感覚をちゃんと自分で分かってるような感じ。

歯医者で上の歯を治療されてる時って目が上を向きません?
歯は目よりも下にあるんだから対象物を見ようとすると目線は下のはずなのに、なぜか上を向いてしまう。
たぶんこの女性も、実際にはワインの出入りの感覚なんかは無いんだけど、なんとなく直感で上見ちゃうんだろうなぁと。

そんな事を考えてました。

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