プラモデル初心者がプラモデルを買って作った話③
腕を2本目作った時点で既に5時間が過ぎていました。
今更の紹介ですが、わたしが作っているプラモデルはBANDAI SPIRITSさんから発売されている『30 MINUTES MISSIONS』のスティールヘイズです。
単品では約30分ほどで組めるシンプルな構成とし
…まあ。
当然作り慣れた人基準の時間のはず。それはそう当たり前。
素人を基準にしてはいないでしょう。少し気になるけど気にしない。
ついでに30MM公式サイトも今日になって初めて見てみました。
「上から順に組み立てろ!」
えっ順番ちゃんと書いてあった!!
説明書を見て切り離すパーツを探すのにも実は結構時間がかかっていたのですけど、上からって書いてあった。今になって気づいてしまいました。
組んでる時ぜんぜん気づきませんでした。
部位ごとに枠まで決まってたの!?
説明書が上からならパーツも上から、枠も分けてあるよの親切設計でした。
RPGクリア後に手に入れた序盤最強装備のような知識……。
…いいえ、これは次回以降の30MMに生かされる力。
そう思っておく。
ついに脚に着手する
このスティールヘイズの一番格好良いと思ってる部分。
それが脚。パーツ名「NACHTREIHER/42E」
名前もカッコイイ。
説明書の絵もカッコイイ。
更に説明文もカッコイイ。
カッコイイ!!なんてカッコイイんだ!
とにかくカッコイイのです。はちゃめちゃに好き。
そして巷ではロボットの足なのにエッチと言われています。
同意できてしまいます。
そんな大好きな脚をこれから作るのです。
テンションが上がらないワケがない。爆上げだ。
意気揚々と脚パーツを切り離して相変わらずしつこくヤスリをかけ組み立てていきました。
徐々に大好きな脚の全体像が見えてきた。
本当に嬉しかった。
好きで好きでたまらなかった機体が、脚が、画面内ではなく物体として目の間に存在しているのがこんなにも嬉しいものだとは全く想像が及んでいなかったです。
はいっ!!
なんと脚1本で立てるんですよ!
凄い…さすが空力だシュナイダー。
脚1本だけなのにもう美しい。
勢いで2本目も作った。
イイ!凄くイイ!ナハトだよ!!スティールヘイズだよ!
既に脚2本の上に胴体の幻が見える勢いだった。
楽しい。幸せだ。…ただ…
…ただどうしても気になる事がひとつあった
わたしの中のスティールヘイズ像
目の前にあるスティールヘイズの脚。
脚の色が違う…なんか茶色い
気になった。
最初はただ組み立てて、少し汚す効果をやってみたりして軽く楽しんで、日々の生活の一部にスティールヘイズの形が存在していればそれでイイ。
ついでに絵を描く時に資料になったら嬉しいな!
そんな気分で道具を揃えていた。だから色を塗る道具は買っていなかった。
でもここまでの数時間で、わたしはこのプラモにとても愛着が湧いていた。
出来の悪い子程かわいい。
ハマらないパーツと言う存在を生み出し、出来の悪い子にしてしまったのはわたしなのですけど。
ちゃんとやれるだけやってみたい。そう思う対象になっていた。
コイツがかわいい。溺愛する飼い犬みたいな存在になりつつあった。
手元にあるのはガンダムマーカーリアルタッチペンの茶色が1本。
茶色っぽさが気になるのに茶色塗ったらもっと茶色くなる。
さすがにそれくらいは分かった。
どうしよう…
ネットでガンダムマーカーを検索した。色が沢山あった。
脚に青味が欲しい…。青をおいたら少しゲームの色に近づける気がした。
青を買っちゃおうかな。そして脚に少し塗ってみようか。
水性って書いてあるし、だめだったら水で洗えば落ちるだろう。
そうしてわたしはヨドバシカメラの通販で追加のガンダムマーカーを購入したのでした。
ペンが届く前にコイツの組み立てを終わらせよう。そう誓いました。
ちなみにAmazonだと定価以上のお値段のペンが多かったので
お買い求めの際はヨドバシ等が宜しいかと思います。
そうと決まれば完成を目指す!
そんな訳でヨドバシカメラで注文したペンは次の日届く事になり
この日のうちに本体の組み立てを終わらせようと思いました。
胴体も組み立て!
胴体は全く躓かなかった、なんだか成長した気がします。
わたし繋がってるところを全箇所二度切りしてたんですが、後からちゃんと調べたらどうも全箇所二度切りする必要はなかったみたいです。
これも次回以降の30MMで生かされる力…。
超カッコイイ武器なんかも切り離したりヤスリかけたり組み立てたり。
出来たぞー!!
ついに組みあがったスティールヘイズ!!
スティールヘイズ!!!
スティールヘイズ!!!!
スティールヘイズの形してる!!
腕が一番難しかったよスティールヘイズ!!!!!
継続は力なり。後半は本当に早かった。
そんな気がして時計をみました。
作り始めてから15時間経過していました。
30分とは。
つづく
次回からは色を塗る話です