10/13 12:00公演「風が吹かない、コンクリートの上で立ち尽くす」
昨日は物語に圧倒されて終わってしまったので今日はオチを知った上での目線で見てみた。
と言う事でまあ確実にネタバレです。
生き霊と霊感女子と「見えてる」メンバー、どこまで明示されてたんだろうと思って見ていた。
結果、まあ当たり前ですが徹底して生き霊の彼女は霊感女子と見えてるメンバーとしか絡んでないんですよね。
霊感女子とセットでいる教室の場面ではずっと生き霊は誰からも目を向けられてないし、話しかけてはいるけど返事はもらってない。会話するのは霊感女子だけ。
スローガンも、出し物決めも、悪口のSNSまとめサイトの件も不参加。気づかないもんだなあ。まあ出し物決めの投票シーンは不参加の生きてる生徒も結構いるしな…
最後の脱出ゲームくんに話しかけてる時も脱出ゲームくん、絶対目線が行かないもんな。
最後、メモったんだけど、でシャカリキ先生に手渡されたメモ、裏垢特定先生の裏垢だったのかな。まだ買った脚本読めてないんだよな…
昨日、今日と連続して観て、なんでこんなに終わりが爽やかなんだろうと思ったけど「泥中之蓮」って感じを感じるからなのかなあと思った。
結局清らかではないし、ぐちゃぐちゃの内面は変わらないけど、清らかにいたい、清らかになって欲しい、という祈りは感じると言うか。
その祈りが美しいから終わった後に「爽やかだったな」と一番に感じたのかもしれない。
どんな表現であれ込められた祈りが美しいと最後に残る感情も美しいな、みたいな。
いや19に引っ張られてる可能性もあるけれども。19、活動自体がずっと青春って感じで儚くて良いもんな…
「鈴木茉美のアトリエ」、行けて良かったなあと思った2日間でした。