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傾聴力に関する個人的考察

傾聴力が高いね。

「傾聴力が高いね」と言ってもらった。

今までそんな風に言ってもらったことがなかったから、
その時は「わーい、うれしー!」と受け取っていた。

あれ?でも、
私の中では傾聴力って、「聞き上手」のような理解だったので、私けっこう喋るし、聞き役ってこともないな?傾聴力あるかしら?
と、不思議に思う部分が実は少しあった。

それでやっぱり気になって、「傾聴力」について調べてみた。

傾聴力とは

傾聴力とは、相手が話している事実や解釈といった表層的な事柄から、相手の話の背景にある価値観や気持ちにといった深層的な事柄まで、相手の話の理屈を深く理解し共感しながら話を聴く力のことです。

傾聴力とは?コミュニケーションで活かすコツと鍛える方法をご紹介/alue
https://service.alue.co.jp/blog/what-is-listening-ability


ここでは傾聴力の詳細は割愛させてもらえると幸いなのだけど、その他いくつかの記事を通してわかったのは、要は「傾聴力」って聴くだけじゃないんだね。ってこと。


これは自分にいつもやっていることでは?

いくつかの記事を読み進めて思ったのは、
私はこの数年間これらを「自分にやってる」んだなってことだった。

1)ジャッジせずにまず心の声を聴く。
(途中で、それはさーとか、とはいえさー、とかをなるべく挟まないようにする。)

2)出てきた気持ちにまずは共感する。
「そうだよね。そういうこともあるよね」って、なるべく自分に寄り添うようにする。「うん、うん、それで?」って聴いていく。
(ここで否定してしまうと、否定の言葉以外は何も考えられなくなっちゃうので、なるべく否定しないようにする。)

3)そこに隠された本音は何かを探る。
表層的な気持ちの裏に隠れた、「本当の気持ち」に辿り着くように自分に質問をしていく。どうしてそう思う?どうしてそれはダメなの?のような。
ここでは「まじかー」と頭を抱えるような、自分の黒い部分とかが出てくることもある。でもそれも一回は受け止める。しゃーねー!とそんな自分をあきらめる。

4)その上で、「本当はどうしたい?」と自分に聴く。
ここでも、出てくるものそのもの自体はジャッジしないようにする。
「なに言っちゃってるんだ」とか否定しない。

5)そこで出てきたものに対して、「じゃあどうしようか」と行動を決める。
もちろん、全てに「じゃあそうしよう!」となれるわけではなくて、
「そうは言ってもなー!」ってときもある。そういうのはそのまま放置しておいて、そういう気持ちがあるんだなーくらいにしておく。
その中で、なるべく今できそうなことは叶えていくようにする。
そうすると、自分に対して「意外と大丈夫じゃん!」という信頼が生まれる。

多分、こういうことを繰り返してきてたんだなって思う。

「これ本当に大丈夫?」「やっちまった」って思うことや失敗を、何度も経験しながら。

傾聴力を自分に使う=自分との信頼関係が増す

きっと自分のできる限りの中で、そうやって繰り返してきた。
もちろん、いつもそんなに丁寧にできるわけではないから、ズブズブ、、、と落ち込むこととか、いつもの考え方に引っ張られることもある。

それに、上の記事で書いてあるような内容全てと照らし合わせて当てはまるわけではないけど。

ただもしかしたら、こうした自分との対話の数々やそこから生まれる経験が、相手への共感や質問や受容につながっているかもしれない。それが結果的に、相手と楽しい時間を過ごすことの助けにもなっているのかも。

自分のためにやっていたことが、相手との関係を作る助けになっていたとしたら嬉しい。

傾聴力は、相手との信頼関係を築く助けになるもの。
それを自分にするということは、自分との信頼関係を築けるということ。
そうすることで、自分を信じる力が増す。

それは、ものすごく強いんじゃないかと思う。

信じる力は、何事にも通じる強さだから。

だからまずは「自分」。

自分を知ること、そしてそこから出た本音と向き合って行動していくこと。

それは自ずと、相手との関係性に拡がっていくのかもしれない。

という、「傾聴力」に関する個人的考察でした。

あとがきと感謝


そして改めて、そんな言葉をかけてくれるなんて魅力的な方々だなぁと再認識。とっても褒め上手で(褒め方が自然ですごく素敵なのです!)
やはり人のことを丁寧にとらえて素敵に褒めてくれる人なんだなぁと、
私も素敵な学びをさせて頂きました。


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