『天官賜福』花城、慕情をボコった後で祝！謝憐と両想い！おめでとう！第93章

ついに第93章です！
この章でやっと、やっと、謝憐と花城がお互いの気持ちを確認します！

800年前、仙楽国の上元祭で謝憐が救った10歳の少年、それが花城だったことがついに明らかになった。
万神窟の繭穴から風信と慕情を救出したことで慕情が気づいちゃった。どの神像も謝憐だし花城の髪に編み込まれているのはあの時無くした珊瑚珠だって。

それと壁画。花城が謝憐と出会ってからのすべてが描かれていて、あっちこっちで謝憐を見ていたかわいいおチビ花城と少年花城の姿を風信と慕情は気味悪がった。
こらっ、気味悪いってなんだ、今すぐ取り消しなさいっ！
いいですか？少年ってのは憧れを抱くものでしょ？アニメのヒーローとかパイロットに憧れるのと同じよっ、一瞬で命を救ってくれた謝憐が憧れの存在になって何が悪い！
温柔郷の壁画を見て花城の謝憐への想いは狂気的だと思ったのかもしれないけどさぁ、でもしかたないじゃない？見ちゃったんだから！
憧れが愛情に変わるのは成長のひとつですからおかしくありません！

当然、謝憐は花城と話しをするって言い張ったけど「あいつはダメだ、まともじゃないっ！」って風信と慕情は逃走を決意。
何よそれ、花城を悪く言うのは私が許さない。
謝憐も憤るし、花城も激怒りモード。湾刀厄命ちゃんまで本気モードで風信＆慕情は全然太刀打ちできなった…　

それにしても花城は慕情嫌いだな。慕情は花城が少年兵だったとき軍隊から追い出したんだよ、謝憐が花城のこと誉めたから嫉妬したんだ。
その慕情にストーカーだって罵られたら花城だって怒り爆発だ！慕情の顔を殴る！殴る！殴る～っ！怖いっ…
私も慕情あんまり好きじゃないけどさ、花城のパンチは痛そうでもうこのくらいでって思ったよ。血だらけ慕情だ…

ようやく謝憐を取り戻した花城。死霊蝶を使って謝憐の凍傷を治療してくれるんだけど、謝憐は呪文で体が動かないし、温柔郷のことも思い出しちゃってかなりいたたまれない状況…　
そんな二人の前に白衣禍世が現れた…！！！！
えっ？ここで白衣禍世出るの？こいつは帝君が殺したはずだけど？
なんで？？
あのさぁ、この白衣禍世って本当に嫌い…　仙楽国に人面疫を広めて滅亡させた後、天界を追放された謝憐を恐怖のどん底に陥れたヤツだよ。
薄気味悪くてサディスト感が半端ない。謝憐への偏愛にゾッとする。
花城の温柔郷の壁画なんて数億倍かわいいわよ！！

花城、一瞬で攻撃に出た！
でも白衣禍世のスピードには勝てなかった・・・・！！！
ってこれは前代未聞だよ！絶王の花城が勝てないってどういうこと？
顔に二筋の血が流れる…って花城、駄目だよ～　無敵でいて～！

謝憐と花城は作戦変更して一緒に逃げることを選択。
そして、冷静さが戻った時に…うん、ついに来ました！両想い確定のシーンでーーーす！！

謝憐はまたしても「金枝玉葉の人」を口にしたわ、そう、ずっと気になっていたもんね、自分だとわかって嬉しかったんだろうなぁっ　ふふっ
だから、「その人がどう思っているのか聞きたくはないの？」って言っちゃった。
花城はもう嫌われた…、神像も壁画も見られておしまいだ…って激落ち込みモードだったけど、謝憐はまさかのバックハグで花城の想いに応えたーーーーーっ！！！！

言葉なんていらない。うん、いらないね、本当にそう思った。
花城と謝憐はね、好きとか愛しているとか言わないの。抱きしめ合うだけ。
なんかさぁ、言葉を欲しがる女性は多いけど反省した。想いに言葉はいらないなぁ…　感動して泣いちゃったよ

両想い確定したから花城はごきげん。かわいいっ
風信と慕情に「俺は機嫌がいいからお前たちと戦わない。今はね」って目をキラキラさせて謝憐と仲良く歩く。
謝憐が離れないってぎゅって掴んでるからたまらないっ、うれしい、うれしい、うれしいって感じかなぁ　花城、本当に良かったね♡