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『天官賜福 貮』を語る会 その五

こんにちは。ふわちゃまるです。
今日はアニメ『天官賜福 貮』の第九話と第十話のお話しです。

アニメの第九話なんですけど、たぶん一番好き。
最愛の謝憐を愚弄する戚容を地面に叩きつけ、憤怒の表情で見下ろした花城はあまりにもかっこよすぎて意識失うかと思った。
花城にとっては生きるすべての謝憐を愚弄している奴ですからね、凄まじい怒りなんですけど、だからこそかっこいいのよ~
あんな風に愛されたら好きにならないわけがない。今すぐ打ち明けて一緒になれば?って思ったけど駄目だよね、物語はゆっくりがいいよね…と感情を落ち着かせるのに必死でした。

そして戚容!どうしようもない奴だけどすんごい存在感!。
「気に入らないのか?もっといっぱい造ってやるからさぁっ!」ってセリフはまさに神だった。
この戚容、結構鋭くて「花城といい仲じゃねぇかっ!うーん、三郎なんてやけに親密だなぁっ」とすぐに関係性を見抜きましたね。
それを睨みつける花城の表情を見て「あんたの悪口を言うと火が噴いたようだ!」と今度は花城の目のことを愚弄して謝憐からビンタされました。
「太子兄様がぶったぁ!ぶつなんてえっ!仕置きまでするかぁっ!」って大騒ぎする戚容が登場したことで第九話は私の中で神回です。

小説はと言うと、花城が戚容を叩きのめす描写はアニメよりも凄惨でした。
花城は血まみれの戚容の頭を地面から引っ張り出して大笑いしながら何度も叩きつけたとあってちょっと怖くなりました。
何度も言うけど、花城って鬼王なのよね…。
最強だけど残酷な一面もある。謝憐以外には容赦ない。謝憐のそばにいる時はすんごく優しいから忘れちゃうんだよ。

さて、物語はこの辺りから仙楽国、永安国、鎏金宴事件と謝憐の過去が物語の中心になって複雑化していきます。でも、小説では戚容が悪態をつきながら丁寧に説明してくれるのでとってもわかりやすいです。
戚容が謝憐を嘲笑する度に花城の鉄槌が落ちるので中断しますけど…。

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