2023年夏、百鬼丸に恋をした
この夏、私は百鬼丸に恋をした
出会いは偶然だった
NETFLIXに加入し、『鬼滅の刃』をお気に入り登録したら「こちらもおススメです」と表示されたのが2019年版『どろろ』だったのだ
百鬼丸、カッコ良すぎだろう…
義手を口で引き抜き、仕込み刀を鬼神に向けて突進する姿にまず惚れた
ようやく取り戻した声で「まんじゅ？」と言った時も、聞こえない雨に肌を濡らしていた時も、ふんどし姿にもドキッときたし、みおの顔を義手で優しく包み込んだ時だってクラクラきちゃった
たった24話しかないストーリーの中で、彼に恋をする瞬間がどれだけあったことか…
百鬼丸に魅了された理由は強くてイケメンだからってだけじゃない
超人的な強さで鬼神と戦うけれど、普段はぼーっとしている
どろろがあれこれ世話を焼かないとお魚だって一人で焼けないし、お腹もグーグー鳴ったまま
忠告も聞かずに鬼神退治に躍起になって、どろろをやきもきさせる子供っぽさもある
そういうギャップにさぁ、女は弱いのよ、私だけではないはず！
それにね、少しづつ変わっていく姿にキュンときた
ぶっきらぼうで会話だって成り立たなかったのに、だんだん人間らしさが戻ってくる
強いだけじゃない、優しさも脆さもある青年なんだとわかるとたまらなくなっちゃった
特に後半はどろろのために必死になったり、おでこを近づけてスリスリしたり（馬にもやる）、最終的には「迎えに来た」「俺にはどろろがいる」なんて言っちゃう
ダメでしょ、この展開！そんなこと言われて好きにならない女はいないだろうっ！
というか、声優役の鈴木拡樹さん、あなたの声でなかったら、私はここまで百鬼丸に恋心を抱かなかったと思います。ほんと、毎日聞いていたい。
2019年版『どろろ』の設定をした人は天才！女心をよくご存じでいらっしゃる。
そんな私の恋心に拍車をかけた理由はほかにもある
それは、原案を手掛けた漫画家の浅田弘幸さんの存在を知ったことだ
『風花雪月』
彼が描く百鬼丸にもっともっと会いたくて、人生初の原画集を購入した
このお話はまた続きで…
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