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『天官賜福』去勢石像を蹴りまくる霊文と花城復活!第79章~第82章

この章から新しい国名が頻繁に出てきた。それは「烏庸国」、2000年前に滅亡した大国です。
銅炉山には烏庸国の聖廟があちこちにあって、謝憐は聖廟の壁画が気になって調べたい衝動が抑えられない!
「絶王となる可能性のある鬼を討伐すること」が目的なんだけど、銅炉山の旅は烏庸国の聖廟にある壁画の謎を追求することがメインになりつつある、ははっ

そんな最中、壁画に興味がなくてプラプラしていた裴茗将軍が何者かに捕まった。霊文も一緒に捕まった。救助に向かった謝憐が見たのは去勢された石像だったー!
どういうこと?
ここで霊文の過去が明らかになる…
目の前の石像の鬼は霊文を天界に点将した第一文神の敬文。女性蔑視が酷かった彼は霊文をこき使って苛め抜いた。
あのさ、どの時代も女の恨みって怖いよ、絶対に敵に回してはいけない。
霊文の復讐は敬文を去勢した石像の姿にして憐れむことだったーっ!
敬文を罵り、足でけりまくり、去勢された姿を見て高笑いだ。これが霊文なの?あの綺麗な霊文なの?って想像できない…
敬文と霊文は罵り合って恨みが深すぎて謝憐も太刀打ち出ません!
だからね、女を怒らせるのはやめておいたほうがいいんだよ。

そんな霊文と敬文が大乱闘をしている最中、ようやく、ようやく、待ちに待った時がやってきました!
「殿下、ただいま戻りました」って血の雨を赤い花びらに変えて、フラワーシャワーを謝憐に降り注ぎながら花城が復活した~っ!!
花城~!! すてきっ! かっこいい、やっぱりっ元の姿でいてっ!
私が読んでいる英語版はところどころに見開き半分を使った挿絵があって、超イケメン花城が花びら舞う中でめっちゃくちゃかっこよく描かれていて、あぁ、緊張してうまく文章にできないよ… とにかく素敵な復活シーンなんだよ~

花城が元の姿に戻ったことで、ここからは謝憐とのいちゃいちゃシーンがすんごく増える。周りに誰がいようと花城はお構いなしで謝憐だけを特別扱いする。
こういうの、されると本当はすごくうれしい…
もっと近くに来てと抱き寄せたり、腰に手をまわしてギュッとしたり、付き合ってるの?ってぐらい親密なんですけどっ!

謝憐と花城はべったべたなんですけどね、銅炉山だから問題は起きる。
訪れた聖廟が山霊に飲み込まれそうで一大事になった!
その時現れたのが花城の右腕、引玉さん。
地師が残したスコップを使って地下に穴を掘り、全員を救助しました~
引玉さんが登場したことで、次章は権一真との悲しい過去が明らかになります。

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