子供向けプログラミングスクールについて思うこと
令和の虎という youtube チャンネル
最近、令和の虎という youtube チャンネルを一気見しています。
こちらは昔にマネーの虎という面接みたいな形で出資を募る番組がありまして、その令和バージョンみたいな感じです。
そして、気になるパートがありました。
それが、子供向けのプログラミングスクールを運営されている志願者のものでした。下記に動画リンク貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=l6vHww65tBs
https://www.youtube.com/watch?v=yn1y7Q8I9CU
https://www.youtube.com/watch?v=IZxtfTe-jVY
動画みた感想
結果は出資は受けられてなかったです。自分も見てて正直、これに出資するのは難しいだろうなーという内容ではありました。
志願者は誠実そうな方でしたが、事業内容は「儲ける!」って感じではないので、それには出資は難しいかなーと思います。
(蛇足、このチャンネル見て多々思うことだけど、価格を安くしようとする志願者は本当に多い。むしろ、高くてしっかり付加価値あるのサービスにしないとジリ貧で苦しくなるのでは?と思う)
気になったこと
本題ですね。見てて色々考えちゃいました。子供にプログラミングスクールって必要なのかな?という点です。
率直に疑問に思った点を以下に書きます。
1. 通う子供達のゴール地点
2. スクールに通う意味
もっとある気がしたけど、意外とこの2点になりましたw
ここからちょっと思考を掘り下げたいと思います。
先に申し上げておくと自分の意見が正しいというつもりは毛頭なくて、あくまでも率直に感じたことを書きたいなという感じです。
なので、結構偏っている部分はあると思いますw
ご了承ください。
通う子供達のゴール地点
通う子供達の目標ってどんなものなのかなーと思いました。
プログラミングスキルの向上(どこまで?)なのか、論理的思考を身につけたいのか、何かアプリを作りたいのか?
(動画の志願者の方は論理的思考を身につけて自走できるようになって欲しいのかなーと感じました)
プログラミングスキルの向上となると、基本的に小学生に教えられることって基礎文法辺りが限界と思ったのですが、どうなんでしょうね?
論理的思考を身につけたいならば、長期間通う必要はあんまないのかなーという気がしましたね。ここは次節でちょっと掘り下げます。
アプリを作りたいなら割と明確な目標になりそうですね。私もプログラミングを始めたきっかけは「ゲームを作りたい」だったのでこれはかなりイメージしやすいです。
ただ、他にも目標ってあると思いますし、それぞれゴール地点が違うような気がしたので、この辺りの差分をどうやってカバーしていくのかは気になりました。
あるいは個別にプランを決めていく形になるんでしょうか?
スクールに通う意味
子供達がスクールに通う意味って何なのでしょうか?
私が第一に率直に思ったことは「それ、家でやれば良いんじゃね?」でした。
例えば、スポーツだと設備が必要な物ってありますよね?
野球にしろ、サッカーにしろ、テニスにしろ、水泳...etc、いずれも大きなスペースと専用の器具や人数が必要になります。
でも、プログラミングって一人で安価に始めることができますよね?
PC が置いてある家庭も多いでしょうし、なければ中古の安価な PC を買えば、とりあえずはOKです。
子供向けの技術書も最近は多く出ているので、それを渡してあげれば完了!
それで、ある程度様子見して三日坊主ならそれまで。ちょいちょい進めているのであれば、その子はプログラミングに向いてるんだなと思います。
もう、向いている子はこの時点で自走できているので、あとは興味が続く限り勝手に学んでいくんだと思います。
いやいや、そりゃそんなに出来の良い子はそうそういないでしょ?
大半はプログラミングに興味があるのに「理解できなくて挫折しちゃう」か「親へ質問して親が答えられずに終了したりするんじゃないか?」そうならない為にスクールに通わせる意味はあるじゃん?と考える人はいると思います。
これについてはそうかもしれませんが、「Web でググる方法」を教えてあげればそれで解決しそうだなと思いました。
プログラミングの基礎文法程度なら Web サイトに載っていますし、むしろこの検索力・調べる能力を伸ばすことに意味があると思います。
他にも入門者向けの動画サイトもいっぱいありますしね。
すごく良い時代(╹◡╹)
なので、わざわざスクールに入れてお金かけるより、参考書数冊と安価な PC を用意してやれば良いんじゃね?と考えています。
スクールに通う欠点
スクールに通う欠点はお金がかかる以外にあるのでしょうか?
(メリットは大体想像通りだと思うので省きます。気になる人は令和の虎の動画を見てくださいw)
私が思い浮かんだのは次の 2 点です。
1. 他の子供達より学習スピードが遅い場合、それがプレッシャーになる
2. スクールに通う時間
他の子供達より学習スピードが遅いとそれがプレッシャーになる子供はかなり多いと思います。私も子供時代(てか、今もorz)は要領や理解が悪く中々辛かった思い出があります。運動が苦手な方は体育の時間が憂鬱だったと思います。それと同様です。
スクールに通う時点では、当然プログラミングセンスがあるかなんて分からないです。むしろ、センスあるならスクール行かずに自分で勝手に進めていくと思います(理由は前節で)。
個別学習なら話は別ですが、同じ空間で多人数が同時に授業を受けるので、このリスクはあるのかなと思います。
ある程度は運用でカバーできるかもしれませんが、限度はあるかなと。
そして、ここが大事なんですけど、「スクールに通っているけど向いてないから辞めたい」って子供の立場だと結構言いづらいです。
私は子供時代に私の希望で少年野球に入っていましたが、センスゼロで続けても辛いだけなのに親に言いづらく中々辞めづらかった経験があります。
今思えばアホらしいですが、当時は自分が希望した手前、かなり言いづらかったです。結局、親の家計に余裕がなくなり自然と辞めることになりました。尚更、罪深いw
それとこれは習い事共通ですが、スクールに通う時間はそれで予定が固定されてしまいます。子供が遊びたい時間に遊べなったりするので、一応欠点ではあるかなと思います。親の教育方針とかもあると思うので、これ以上は触れないですけどw
結論
書いている間にも色々と迷ったのですが、今の所結論としては子供向けプログラミングスクールに通わすよりもまずは家でやらせてみたら?ということになりました。
ただし、これはサブスクリプション(月謝とか)で定期的に通わす形態ならではの話です。
一・二回くらい程度のものであれば、子供にとって良いきっかけかなと思いました(╹◡╹)
あと、最初に書きましたが自分は完全独学でプログラミングしている人なので、かなり偏った意見だと思います!
※ 当記事は子供向けのプログラミングスクールに従事している方を非難しているわけではありません。スクールに通いたい・通わせたいという方もいるかと思います。あくまでも個人の価値観に基づく一つの意見です。
捕捉
社会人向けのスクールは話が少し変わるかなと思います。
社会人は空き時間が少ないのでお金をかける分、効率よく学習したいという人や就職先の紹介とかもあるので、アリではあると思います。
ただし、その場合はよく吟味してスクールは選んでくださいw
また、専門学校も専門的で高い技術であれば全然良いと思いますし、同様に就職支援もあるので、価値はあると思います。それにこちらだと一定以上のコミュ力あれば仲間も出来るので、よりメリットは大きくなると思います。
でも、専門学校もよく吟味して選んでくださいw
大学はそもそも大卒にメリットが多いらしいので、行ける人は行った方がベターなんじゃないでしょうか?(私は高卒です♪)
まあ、でも自分としては独学で特に問題なかったので、独学でも全然良いと思います!!
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