【スマホで物撮り!家にあるものやちょっとの工夫】7個のコツで劇的改善が実現!-前編-
今回Travel Junction編集部は、「物撮り」に焦点をあて、「素人っぽくないスマホで物撮りをする方法」を、カメラマンのたかし氏にインタビューしてきました!
現代のスマートフォンは、高性能なカメラを搭載しており、一眼レフでなくても誰でも簡単に写真を撮ることができます。実際に、SNS用の写真やブログ記事の挿入画像、動画制作のサムネイル用の写真など、公開用の写真をスマホで撮っている方は一定数います。
一方で、被写体の魅力を引き出すプロが撮るような写真が上手く撮れず、公開用の写真を撮ることに頭を抱えている方も少なくはありません。
プロに訊く写真の撮り方シリーズとして、以前に『人物撮り編』も公開していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
1.ウェブ制作と写真 -たかし氏のキャリアの始まり-
編集部は、標さんのWeb制作歴15年で、カメラマンとしての活動にも幅を広げていらっしゃる、キャリアとしてまさにトラベルワーカーなご経歴に興味津々!
編集部:こんにちは!本日は、よろしくお願いします。
まずはじめに、簡単にご経歴を伺いたいのですが、たかしさんは現在、カメラマンに完全に転向されていらっしゃるのでしょうか?
たかし氏:こんにちは!よろしくお願いします!
正確にいうと、完全に転向というよりは「カメラマンも、やっている」という状態です。
実は僕、もう15年くらい会社経営をしていまして、もっぱらWeb系全般の制作をしてきた人間です。web制作の中でも、強みはコーディング、システム開発、あとは広告運用なんかもちょっとやったりします。
編集部:ほー!エンジニア兼カメラマン、ということですね!
Web制作で15年は相当ご経験を積まれているはずですよね。
となると、カメラマンとしての活動を始めたのは、Web制作で写真素材が必要になったタイミングで、ご自身で撮影せざるを得ない状況に遭遇したことがきっかけでしょうか?
たかし氏:いえ!最初は仕事があったというわけではありません。
単に客先に出向く時にカメラがあったら便利だなと思いカメラを購入したことがきっかけでした。
そこから、スマホで撮った写真と一眼レフで撮った写真を大きな画面で見比べて、一眼レフで撮った写真の綺麗さに感動したんです。
写真っていいな、好きだな、未知だな、と興味が一気に湧いたのを今でも覚えています。
1-1.「Web制作にプラスアルファできる何か」でカメラを始めてみた
たかし氏:僕、15年もやっていてナンですが、やってはいるものの、Web制作って実はあんまり好きではなかったんですよね。それで、「Webにプラスアルファにできるものがあったらそこでお金を稼げそうだな」と常にぼんやり考えていていた事もあり、カメラマンとしても活動するようになりました。
他にも古本屋もやっていたことがあって(笑)
せどりが流行っていた時期に、個人から直接買い取ればもっと儲かるんじゃないかと思い、webサイトを自分で作り、個人宅から古本買取を行っていました。
編集部:なるほど、古本屋やWebなどは打算的にやっていた一方で、心の赴くまま始めたことがカメラマンだったなんて素敵ですね。
余談ですが、「便利そうだな」で一眼レフを買ってみようと踏み切れるのはすごいです!(笑)
たかし氏:予算5万円くらいだったんですけど、営業の上手な店員さんに10万円くらいのカメラを買わされました!(笑)
編集部:(笑)
1-2.写真にもweb制作にも共通する、目的意識
編集部:写真とWeb制作って、ちょっと毛色が違う職種だなと感じるのですが、標さんがお仕事をされる中で、過去のキャリアで身につけて、それが写真を撮る際に活きていると感じることはなんでしょう?
たかし氏:写真を撮る時でも、「目的意識」というのはweb設計をしていた経験が活きています。
編集部:「目的意識」ですか。
たかし氏:はい。ゴールを達成するためにWeb構築で何が必要なのか、どう実現させるのかを考える頭の使い方は、写真を撮る上でも、とても大事だと思っています。
六本木,赤坂,淡路島,佐渡島,瀬戸内