立ち位置
今日も後は寝るだけ。娘は咀嚼音のつべを垂れ流しながら宿題なのか勉強なのかよくわからないけど机に向かってる。これ以上待つと寝落ちして床で寝る羽目になるので先にベッドインだ。
今日は酷かった。
なんだかわからないが頭を下げまくってた。本日のゲストは圧迫感のある態度の方々でしたね。自分がどうでもよくなってきてるのか頭を下げてるまでが脊髄反射。で、後からグラグラくるわけだ。おい、俺様よ、いつからそんな卑屈になったんだ?
ほんとの瞬間はいつも死ぬほど怖いものだから。
そんな状態だがナイフを持って立つわけではない。千ノナイフも胸に刺さっているわけでも無い。ましてや切れたナイフでもない。錆びたナタの様な今の自分は職務経歴書をこねくり回して1日を終えようとしている。売り上げ達成率とか覚えてねぇよバカ。
人生の立ち位置で言うと今の自分はやる気は無く、やらされ感プンプンプーンのラインズマンってとこだろう。そんなモチベーションも無い状態なのに試合は忙しくジャッジは常に要求される。主審からは睨まれオーディエンスからはヤジられる、そんな位置。走ってるけど、認識されず。でも走ってなければ目につく。そんな位置。
もうダウンすることが許されない特別ルールのリングの中ですべき事と言えばタイガーステップしながら微かなチャンスをものにすることぐらいだろう。人生虎の穴。幸せになりたい。
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