令和2年度1級電気通信工事施工管理技士合格者の実地試験解答
令和元年、2年と電気通信工事施工管理技士試験を受験しました。
元年度は不合格。2年度ようやく1級の合格証が届きました。
実施試験直後に、自身の解答を書き留めておいたものを、合格者の再現解答例として提供します。併せて、12月の実施試験に向けて自分なりにチョイスし、現場に暗記して持って行った 用語記述対策85題(労働安全、施工管理、電気通信用語)と私が2年度受験に当たって対策したことのメモをおまけとして提供します。(用語は労働安全1題、施工管理2題、電気通信用語5題がこの中から出題されました。過去の電気工事施工管理技士試験(通信じゃないやつ)での頻出用語などもふまえてチョイスしたものです。)試験制度が変わりますが、このあたりの学習は学科・実地(1次・2次)ともに活かせるものですのでR3年も役立つと思います。
【私のプロフィールと解答例の工事内容について】
私は、サーバ機器、ネットワーク機器の販売を主とする企業に約20年勤務しています。職歴の基本はNW系のエンジニアで、工事よりもNW設計、機器調整担当の経験が主です。最近現場代理人を経験し、資格取得を目指しました。なので電気の技術や施工はあまり得意ではありません。
記載の経験工事は「某自治体の業務系ネットワークの機器更新及びケーブル敷設工事」です。団体名等は伏せています。特殊な工事ではありません。よくある有線LANの工事施工現場です。これの安全管理・品質管理について解答しています。
【私の学習経験】
学習1年目は、某社通信教育をメインに対策を始めましたが、施工経験・技術用語の記載をどの程度の深さ、細かさで書くべきか(勉強すべきか)など学習期間中、ずっと悶々としながらの学習で、今から思えばかなり時間を無駄にしたと思います。
2年目は、1年目の結果が出た直後の3月から、市販の参考書の主たるものはほとんど購入し、通信教育の受講と、社内の受験合格者者の答案記載内容の聞き取りなどで、早い段階で学習方針(1年目にもやもやしていた実地の記載レベル感をどうするか?)を定め、あまり迷わずに進めていくことができました。期間は3月~11月までの長丁場ではありましたが、合格者からの聞き取りは大変頼もしく、迷いがなくなったことで実質2~3か月分くらいの時間は削れている感覚です。
実地試験の施工経験(論文)は足切りがあり、これができなければ他が採点されないといわれています。点数配分も全体の25%~50%程度まで学習機関や論者によって違い、実際の配点は不明です。また採点者によって採点基準がかなりぶれているのでは?との意見もあります。
私の書いた施工経験(論文)も採点者が変われば、結果が変わるのかもしれませんし、実際どの程度の点数を稼いでいるのかは不明です。ただ、事実としてこの解答で足切りに合わず、総合的な得点で合格できている答案です。
一つの例ではありますが、私自身が1年目の学習の開始段階でこれを見れていれば、あんなにもやもや無駄な勉強しなくてよかったのに。と思えましたので、今回提供することにしました。皆さんの学習のもやもや時間短縮に貢献できれば幸いです。
【解答例について】
・令和2年度1級電気通信工事施工管理技士 実地試験の私の解答を試験直 後に書き留めた再現解答です。
・間違った解答は間違ったまま記載しています。
(ちなみに、問題2の分岐器を分配器と書き、問題6は設問2しかあってないです。。)
・用語集は私が自分の学習用にまとめたものですので、記載内容に誤りがある場合もあるかもしれません。
(実際私が学習に使用したものですので慎重に作成はしておりますが。)誤記、誤記載の場合はご容赦ください。
・上記学習経験でも記載しましたが、2年度は気合を入れて、教材を買いまくったり、講座を受けまくったりし、結構なお金をかけております。
ちょっと高額かもしれませんが、「おごりで飲ませて、体験談を聞いた。」くらいのつもりでご協力をお願いします。(飲み歩けない社会情勢下、外飲みをやめて家飲みでチビチビしながら学習しましょうね。私はジムで自転車こぎながらこの資料を暗記してました。)
・エクセルファイルで提供します。【①解答例、②用語集(excel)、③学習に当たっての私の対策(text)】
合格に向けての最短距離を走りましょう。
解答例
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