新テキスタイル追加。最高品質の先染め織物を使った歴史あるエプロン。バウハウスの基礎を築いた色彩学を使い、自由学園がデザイン。
世界的な建築家として知られるフランク・ロイド・ライトによって設計された「自由学園 明日館」。デザインや建築がお好きな方なら、みなさんよくご存知の建築物でしょう。
この場所で、ライトの建築物のたたずまいにより育まれた「隠れた美」を見つけられる深い心、その心を表現し、人々に良いものを提案するために研究を続けてきたのが、自由学園生活工芸研究所。80年以上に渡って、本当に生活に必要なものはなにか、本当によいものとは何かをテーマに、自由学園で生徒たちが手で学んだことを生かすモノづくりの場として活動してきました。その自由学園生活工芸研究所が、長い時間の中で研究し、大切につくられてきたのが、オリジナル・テキスタイル「プラネテ」。
その鮮やかで豊かな色合い。この「Le plein ete エプロン」は自由学園工芸研究所が設立された1932年、その翌年には誕生したアイテム。驚くべきことに、少しずつ機能性を高めながら改良され、80年以上作り続けられてきた、たいへん歴史のあるエプロンです。
しかしその間も変わらなかったのは、高品質で爽やかなデザインのオリジナル生地である「プラネテ」を使い続けてきたこと。このプラネテは、先染め織によって生まれた豊かな質感をもった、最高品質の生地。今は一般的になってしまったプリント生地とは違い、先に糸を染めてから織る「先染め織」の生地。高価で贅沢な織物で、多くの手間がかけられて製造されますが、長く使う、お洗濯を繰り返すことでもせっかくの美しい模様が消えづらいのが、大きな特徴。
糸の密度が高いため、現在ではこのプラネテのような高品質な生地を織ることができる織り所は極めて限られた工場だけ。極めて高度な技術力を持った日本国内の機屋で製作されています。