アシュラマン　お気に入り超人ランキング 第1位

鮮烈な全身水色カラー、顔3つ・腕が6本などのバケモノデザインなくせに顔はイケメンという奇跡的バランスにくわえ、魔界のプリンスというハイスペック設定。これはかっこいいと言わざるを得ません。

悪魔騎士編より登場し、キン肉バスターの完全上位互換ともいえる阿修羅バスターを披露しテリーマンを窮地に陥れるも結果は引き分け。
その後は悪魔将軍の元、ウェザー（お天気）デスマッチなどで活躍します。
アシュラマンの魅力が爆発するのはなんといってもはぐれ悪魔超人コンビとしてのタッグ戦でしょう。マッスルブラザースの助け合う姿を見てサンシャインが友情パワーになびくところを鬼の形相で制止するが、結局2人で大号泣の流れは感動的です。
一度は正義超人にあこがれたこともあった（！）らしいサンシャインは早い段階で友情にときめき始めるのですが、アシュラマンがなんとかそれを止めようと見せてくる悪魔アピールがなかなかアツい。うっかりサンシャインのローラーで腕を３本いかれながらも、心配して謝罪するサンに対し、仲間の心配をするよりも悪魔なら失敗を笑えという、同情を求めない悪魔としての姿勢には、友情パワーとはまた違ったカッコよさがありました。全メンヘラに言って聞かせたいですね。

また試合中にサムソンティーテャーが滝つぼに落ちたときの思い出を語ったりしながら悪魔ぶりをアピールしてくるのですが、幼児期の顔がかわいすぎて悪魔的な説得力がありません。最終的にはサンのオモイヤリ・ヤサシサ・アイジョウによって助けられ、少女のような瞳で号泣してしまいます。泣いてる所をヘルミッショネルズにバカにされたりして、怒り面に戻したりと顔をクルクルさせまくる情緒不安定ぶりを見せましたが、最後には潔く敗北をみとめ、正義超人と和解しました。

その後の王位争奪戦では、ソルジャーの冷静で的確な判断に魅了されて超人血盟軍に入軍。ニンジャの試合を応援するため「激励の陣」（組体操）の下の段などを担当しました。
続くサタンクロス戦では、彼がかつての家庭教師サムソンティーチャーであることが発覚し、超カワイイおこさま時代の回想をふたたび見せてくれます。サムソンにならった「あちゅらいじゅなおとち」は、ニンジャの手づくりアイテム（相手のヒザや首を挟むことが出来る便利なクリップ的なやつ）装着によって強化され、いろいろあって派生技 阿修羅∞パワーを生み出します。さらに新章では悪魔的進化をとげ、膝の骨をクリップ型に変形(?)できるようになったうえ、二世では膝肉を突き破って骨の出し入れが出来る(?)ほどに進化するようです。

邪悪なサタンクロスと楽しかったサムソン・ティーチャーの思い出の間で揺れ、せわしなく顔をパタつかせ、怒ったり笑ったり泣いたりしながら動揺しますが、最後は決意をきめて反撃します！
サタンクロスとの試合は引き分けに終わり、いっちょ入院といったところですが、つづくキン肉マン対サタンクロス戦に突如パンイチ姿で登場。リングに衣類をぶちまけたり、変な髪形を披露したりしてキン肉マンの手助けをします。その後もすっかり好青年へと更正したアシュラマンは、スグルチームのため迷路で自害するなどしましたが、最後はお花の中から生き返りハッピーエンドな感じで旧作のラストを迎えました。

新章ではいまいち出番が少なく、空から萌えアニメみたいに降ってきたり、ジャスティスマンに記録的惨殺をされたかと思いましたが、次シーズンではモリモリ元気に生きていたので今後の活躍に期待しましょう。ジャスティス戦ではいろんなアシュラバスターや、サンシャインのローラー代替品を自作して阿修羅火玉弾をやったりする所が気に入りました。

二世では他の超人が老いているなか、悪魔のパワーにより現役バリバリの20代前半のボディを得た「リボーン アシュラマン」として登場します！
スカーフェイスとケビンマスクという2世屈指の強キャラを瞬時にシバき、2人同時に関節技をキメるという、規格外の強さを見せつけるところは全悪魔超人ファンをしびれさせること間違いなし！
その後もボルトマンとタッグを組み、人を電子レンジにつっこんだりするなど、生き生きとした悪魔らしさを見せてくれるところは、悪魔超人時代のアシュラファンとしてはたまらないでしょう。

しかし2世のアシュラマンにはあまりにも悲しすぎる過去があります。このあたりは是非原作を読んで確認していただきたいところ！読後は非常に陰鬱な気分になりますが、サンシャインとのやりとりなど熱いシーンも多々ありとおもいます。
新章ではこの結末がかわるのかどうか、そこも気になる点のひとつです！！