冷蔵庫

便キュ王はてんで、失敬。
ご覧の通り、勉強はてんで出来ませんでした。
ただの誤変換ですが、でも、その事実は変わりません。


ですが、僕を知っている方なら御存知かとは思いますが、
テストに出ない勉強が大好きで、そちらに傾倒して生きて
きました。
雑学然り、人生諸諸然り。


ごく普通の貧乏なサラリーマンの家庭に育ちました。
それを恥とも思いませんし、親には感謝しかありません。


父の口から出る雑学が好きでした。
以前にも記しましたが、父の同級生の変わった苗字の話
だけでなく、ちょっとした雑学話も。
僕が勉強をさしてしなかったのはそういうこともあったのかなと
幼少期の記憶を遡って確認し、そう思います。


先生ですら知らなかったことがほぼほぼだからです。
便キュ王が出来る、またまた失敬。
便キュ王が出来る、三度失敬。
勉強が出来る同級生は自分が勝手に知らないことを棚に上げて
僕を馬鹿にしました。


そういうことを経て、テストで点が取れても偉くもないのだな、
というような感覚になっていったのです。
もっと勉強しておけばよかったなと今は思いますが、勉強を
頑張っていたら今の自分ではないのでよしとします。


始めてそれを知ったのは幼稚園児の頃でした。
ラジカセの電池が切れたのです。
今時の人はラジカセを知らないでしょうが、ラジオとカセットテープで
音楽を聞くことが出来るナウい機材です。
恥ずかしくて一度も使ったことがない40年前の流行語をあえて使います。


マンガン電池とは、今とは違う少しずつ衰えていく電池です。
カセットテープが伸びたようなゆっくりと音が伸びていくのです。
最後の最後に全く動かなくなります。
事、ラジカセの場合。
ラジカセを知らない方もカセットテープを知らない方もこのマガジンを
購読されている中にはいないでしょうが、そんな感じです。
完全に切れてからでもよいですが、我が家ではそろそろ衰えてきたな
と思ったら取り出して冷蔵庫に入れました。


数日したら余命が伸びるのです。
知らないことは恥じゃない。
知ろうとしないことは恥ずかしい。
親がよく僕に諭した言葉ですが、同級生等はよく馬鹿にしてくれました。
知識を与えてあげているのに。


アルカリ電池は綺麗に持ち分の力を使い切るタイプの電池です。
マンガン電池のように余力が少しずつタイプの電池ではなく、
いきなり切れるタイプの電池でが、ですが、切れた状態からでも
少し復活します。

最近はやっていないので分かりませんが、息子が小学生の時に
教えたくてやったことがあります。

22歳の頃、携帯電話が出回りました。
その前からありましたが、大きなそれではなく、小型の、
でも、今では昔話の背景にされがちなそれです。

「水没」そんな語彙が蔓延る前の出来事です。

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321字
特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。