46戦目 1997年3月22日

練習場所なんてどこにもなくて、走るか
深夜に公園や駐車場などでシャドーをする
のみの毎日でした。

既に試合して、マンション買えるほどの
金額をもらわぬまま、最低限の生活をして
いました。
今のように割安のコンビニなどがなかった時代、
格安の食材を購入して、飽きもせず、いや、
本当はうんざりするほどでしたが、でも、
そこは曲げてはいけないところだと思っていた
ので我慢を続けました。 

そんな時です、駅前で後輩とすれ違いました。
「死にぞこない」に、記した通りです。

「篤史さん」
偶然駅で、 後輩に呼び止められたのです。
後輩の加村でした。

「チャイナロン、久しぶりじゃん」
加村でした。

呼び止められて、そういえば、と気になっていた
後輩のその後を訊ねました。
「あれ、篤史さん知らないんですか?」
何を?そう思って自らの予想もする前に
「死にましたよ」
加村は云いました。

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特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。