普通の映画な話
作品を観て、感じて、それを綴るというこのマガジンですが、
でも、稀に映画や動画などについてここで語る場にもしています。
最近、「TUTAYA」の閉店が相次いでいるそうです。
TUTAYAにはなんの愛着もありません。
でも、レンタルビデオと呼ばれたその時代からの生き残りとして
でいうのならば、愛着はありまくりです。
見たことも聞いたこともない配給会社のチンケなパッケージの
作品で知る作品、役者、そういうものをあえて借りて観る側の少年、
現中年でした。
ヘンリーなんて、その典型です。
聞いたことのない配給会社から出たそれは、レンタル店で
見かけることの方が少なく、逆に小さな店舗には大きな店舗
にはない様な作品があるので、その様な作品を目敏く探す
時は小さな店舗に足を運びました。
逆に新作で人気作などはTSUTAYAの様な大きなチェーン店に
足を運んだものです。
大量に入荷しているのと回転が早いので、競争率が少ない
という理由です。
世の中の8対2。
その法則はレンタルビデオ界にも当てはまります。
先取りした小さな店舗は、後からきた大きな店舗に吸収合併され、
もしくは踏み倒されて消えていきます。
でも、世の中の流行りがそれを見下すような風潮になりかけても
まだしがみつこうとするその姿勢に、肩入れせずにいられなく
なっていくのは自然なことと思います。
新しいシステム・人気に飲まれず、自らの時代のそのスタイルを
貫こうとするのは当然のことです。
そうやって新しい時代が出来ることも存じています。
大多数が撤退していく中、継続していく勇気を指示してきました。
時代はネット社会になり、わざわざ明日を運ばなくとも観ることが
出来るようになりはしましたが、でも、すべての作品が観れる
訳ではありません。
新作ではなく、過去の作品です。
そこに強弱をつけてより集客を狙っているのかもしれませんが、
だからこそ、観れないそれはレンタルに足を運んででも観たいと
思う側ではあります。
ただ、ついつい我慢してしまいがちではあるのですが、でも、
いわくがあってネットでは閲覧できないものなども、店頭にあるのなら
ぜひ借りに行きたい側です。
観たいものは観たいのです。
ただ、DVDにすらなっていない作品もあります。
画質が多少悪くとも、ビデオから焼いたものであったとしても
観たい、そう思う作品はいくつもあります。
TUTAYAでもどうにもなりませんが。
でも、観たくても観れないそれは近近TUTAYAに行こうと思います。
こんな世の中にあえてレンタルに行くというのも面白くて
よいかなと思います。
ただ、借りてきて、でも、それはネットでも観れるそれであったら
ええ、惨敗です。
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。