映画な話「愛のコリーダ」

その噂は中学生時代から耳にしていました。
ですが、この歳になるまで観ませんでした。


普通は刺しません。
勿論、切りません。
どんな理由があろうと、刃物はいけません。
男が女性にする暴力の方が圧倒的に多いのでしょうが、
でも、自分から手を上げたことは一度もありません。


ずっと前から興味はありましたが、そういうもの興味本位で
観たと思われたくないという「自分可愛さ」で観ることを拒んで
きた部分も大分あります。

思春期からネット配信の時代に至るまで、手に入らなかったとか、
レンタル店頭に並んでもいなかったということもあります。

「阿部定」、彼女の名前を耳にしたのは中学生の頃だったか、
その少し前だったでしょうか。
その存在を、テレビや報道で知ったのか親から聞いたのか、
はたまた同級生らから聞いたのか、その全てに記憶があるので、
どれが切っ掛けだったのかまでは定かではありません。

観てはいないものの、卑猥な事件と内容であろうことから、
そして、やはり話題になるのはそういうことばかりなので、だから、
あまり関心を持ちませんでした。

小学校に上がるかくらいの作品です。

大分時を経て、先日ようやく目にしました。
ええ、「おおいた」時を経ます。
凄くて感動してしまいました。
まず、この描写というか映像そのものを当時子供だったとはいえ
その頃の日本を見て感じてきてはいるので、そこは素直に
同年代より上の世代に近いと思います。

ここから先は

1,219字

映画な話

300円

映画やドラマなどを観た感想を 自分の視点で記します。

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。