富士山往復 2

11時前、慌てて目を覚まして店を出ました。

綺麗に止んで、降ったという事実だけ残して
アスファルトだけ綺麗に名残を残していたけれど、
あとは知らんぷりして無かったことにして夏を奏でて
いました。
いきなり違う景色を見せられても、映画を途中から
観せられる感覚に似ています。

急いで多摩川を、その前に三軒茶屋を目指します。
「ここの薬局だよな?」
三軒茶屋を通り過ぎる際、足を止めることなく話し
かけます。
そうです、昨年だか一昨年だかで、息子がレジに
持ってきたチューブを買ったら入れ歯固定剤だった
のです。
それを知らず、ネットカフェで歯を磨いた僕の口の
中は散散な思いをしました。

苦笑いしながら頷く息子を横目に走ります。
富士山の麓まで迄続く国道246は恐ろしく長く、
そして退屈で疲れます。
ただ、距離が長いからこんなにも疲れるものなのだと
毎年思い知ります。

13時、多摩川を跨いで神奈川県に突入します。
道路の看板を目敏く眺め残りの距離を確認しながら
進みます。

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特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。