尻取り日記「い」インタビュー

これっぽいことはこれまで、過去のブログも含め、記した
ことがあるかと思います。
こんなようなことを幾度か触れています。

ここでもあるかもしれません。
重複する箇所もあるかと思いますが、それを記したことを
ご存知でない方にも向けて記していますので、不愉快な
ことなど記しているつもりはありませんが、重複すること
すら許せない方は、どうかその感情を心の鞘にしまって
ください。

記し切れていない感情も加えて綴ります。

1987年にデビューしました。
その頃のキックボクシングの現状をご存知でない方に
伝える今でいう何かをよく、考えるのですが、丁度いい
例えがいつも見つかりません。
あの時代、あの状況を説明するのは難しいと思います。

誌面でしか情報を得るしかなかったその時代に専門誌が
ありません。

専門誌が出て、でも、選手のインタビューなどなく、
たまにあっても外国人で、日本人のそれは他競技のもの
ばかりでした。

初めは電話での質疑応答程度のそれで、インタビューとは
程遠いそれでした。
着てくれたとしても、簡単なものでした。

高校生キックボクサーとしての僕に気づいてくれた一般紙や
テレビが若干遅れて、でも、それよりは全然大大的に
報じてくれました。
そして、専門誌も増えて扱いも大きくなります。

1991年からポツリポツリと、1992年からは何かを切っ掛けに、
また次の取材が着て、それを見てまた次のそれがきました。

Jリーグが開幕する前年、空前のサッカーブームが訪れようと
しています。
僕もサッカー少年だったので分かります。
世界のサッカーと日本のそれは違う種目かのような扱いでした。
「サッカーは高校サッカーまでが華で、それ以降は、」
という感じのものでした。

彼はどうかは知りませんが、僕自身は高校まで名良橋と
サッカー出来たらなという感覚はありました。
結果、中学でサッカーは終えてキックボクシングの世界で
夢を見ることを早めることになりましたが。

日本サッカーがW杯に出場出来る瞬間が見れる時は来ないの
だろう、そう考えていました。
勿論、それでも頑張っていた選手もいたでしょうし、
とりあえずサッカーやってきたからサッカーで入社出来る
会社に、そういった選手も数多くいたでしょう。

サッカーそのものに人気はあったのです。
海外のリーグのそれは週一度のダイヤモンドサッカーという
番組で放送がありました。
でも、4年に1度のW杯という想像を絶する大会が開催されます。

出場は出来ないものの、それは大変盛り上がるのです。
8割は便乗して盛り上がります。
勝てない日本代表を応援する側は2割です。
元旦に国立競技場で開催される天皇杯はガラガラですが、
毎年8日に開催される高校サッカー選手権は満員になるのです。
サッカーはそこまでの競技に見えました。
僕も含む大半の競技者やファンにとって。

でも、事が次第に膨らんでいきます。
そんな日本サッカーにプロが出来るといいます。
W杯初出場を目論むこれ以上ない底辺拡大と思います。
膨大な便乗組が現れます。
蘊蓄、知ったかぶり、当たり前のように目に耳にします。
「カルチョはさ、」
そう口にしたこともないだろう癖に、一生懸命女を口説こうと
する男、沢山出没しました。

チケット争奪戦も始まります。
ルールすら知らない、だけど、Jリーグに観にいきたがる
何も考えていない女を口説く為に、男は懸命に手に入れようと
します。
そんな8対2の分かりやすい構造が出来上がるのです。

「野球も観に来てください。」
胡座をかいていたプロ野球選手側がテレビで云う程です。
サッカーには伝統がないだの、他の何が欠けてるだの、
すぐに終わるだの、僻みとしか受け取れないことを連日、
野球コメンテーターが焼餅をして、嘆いていました。

その少し手前から一般紙のインタビューが増えるように
なりました。
キックボクサーが一般紙に出ること等ありませんでした。
なので、気持が入りました。
自分に興味を持って欲しい思いや、また訊きに着て欲しいという
想い、その記事を読むライターが興味を持ってくれるように
受け答えを考えました。

メジャーな選手らは相手にしてやる程度なやっつけ仕事なので
しょうが、こちとら自分を見てもらう為に必死です。
なので、色色と訊き手側の意見や過去にどのような選手の
話を聞いたのか、どういうことをいっていたのか、色色な
ことを訊きます。

「無性に食べたくなるものはなんですか?」
何かこちら側からも訊きたい、そういう時に生まれた質問です。

「きよきよしい」
数年前、W杯終了後に「すがすがしい」と間違えて発した
日本代表選手に向けて非難を浴びせました。
散散都合のいい時には感動させてもらって虫のいい人種です。
それを耳にして、20歳くらいに受けたインタビューを
思い出しました。

超有名な方です。
「彼がさ、「さいも」って云うから、一体なんのことを
云っているのかなと思ったら、「最も」のことを云って
いたんだよね。」
そのライターが馬鹿にした口調ではなかったのですが、
でも、それはそんな些細な言葉を覚える時間すらサッカーの
ことを考えてきたのだなと思えばよいことだと思います。

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506字
特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。