映画な話「極道めし」
警察のお世話になったことは一度もありません。
泥棒を捕まえた時くらいでしょうか。
原作者もそうでしょう。
なので、刑務所内は実際とは違うのかもしれません。
フィクションだから出来る着色もあるのでしょう。
でも、
食べたいけれど食べられない。
そういう意味では感覚的には僕らに近いのかもしれません。
減量中は、食べ物の事ばかり考えています。
その為、心理状況は似ているのかもしれません。
受刑者側の気持ち等、僕に分からない厳しい待遇や規則などが
あるのでしょう。
僕に理解出来るのは食べ物の事くらいです
なので、想像は容易く、減量中に自分と重ねながら
観ました。
前の減量中、その前の減量中にもです。
ええ、その前の減量中にもです。
フィクションだから当然です。
この作品も原作者が刑務所上がりという訳ではないでしょう。
原作者は違いますが、孤独のグルメですらそうです。
ちょっと感覚的に違うことがあります。
勿論、減量的なことではありません。
食べ物に対する感覚的なものです。
以前、日記のテキストで記したと思いますが、こと
食べ物に関しては異常なまでの執着があります。
日常の異常なまでの疲労と、それを少しでも和らげたい
身体からの要望や欲望、そして前述した通りの執念じみた
執着があります。
これから対戦する相手への思いからその様な強い気持ちに
なるのかもしれません。
否、違います。
計量をパスしたい義務的な想いです。
受刑者にはその方なりの、もしくはその世界のルールなどがあるのかも
しれません。
勿論、原作者は数数のグルメ漫画などを執筆している方なので
その様なストーリーや展開を想像や思いつきで記したのでしょう。
ですが、減量中の当事者とはいえ自らを被せて閲覧する
のです。
劇場版とドラマ版と出演者は違いますが、でも、内容は
同じです。
同じというのはストーリーが、ではなく、面白さが、です。
減量中、「喰いしん坊」などよく読みました。
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。