42戦目1996年1月15日
「昔は寒かった」
歳をとってからいうのではなく、同じ現役時代にそれを
口にするとは思ってもいませんでした。
とにかく寒かったのです。
94年1月と96年は、それ以外にも寒かった冬や
大雪が降った年は大体覚えています。
減量が大変だったからです。
昨年のお返しをしたいと思っていました。
出来ることならば斬って終わりにしてその溜飲を
下げたいと思ってました。
前年11月、再戦する予定だったのですが、
直前で蜂窩織炎という初めて耳にする病名では
あるけれど、これまで幾度か経験のある病だか
怪我だかが発症しました。
その状態でも試合をしてきたことがあることも
あります。
拳がドラえもんの手のように丸いのです。
痛くて眠ることも出来ません。
キャンセルして、でも、教育テレビのドキュメントが
追いかけてくれていました。
キックボクサーにNHKが30分も割いて放送してくれる
という想像出来ないことが実現します。
延期という形になって実現しました。
神経を斬られたお返しをしたいと考えて
いました。
力んでいましたが、プレッシャーはありましたが、
嫌ではないそれでした。
前戦が熱い試合だったので、余韻を引きづって
満員です。
狙っていたというよりは、当たらなくても
狙って振っていくという感に近い気がします。
会場の盛り上がりが背中を後押ししてくれました。
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470字
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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。