映画な話「ワン・カップ・オブ・コーヒー」
DVDがなかった頃、LDで映画を見ていました。
90年頭の話です。
30年前になるのですね。
10年1昔という言葉があるのでそれに沿って例えると
3昔前ということになります。
習志野ジム会長との確執で練習場所を探していた頃でも
あります。
綾瀬に出来たJBスポーツに通い始めた頃です。
副会長だった亡き梅津さんとよく、映画の話をしました。
それよりももう少し遡る頃に購入しました。
ビデオが主流でしたのでそちらで見ることも多かったですが、
でも、画質が全然違うのです。
ノイズも入らないですし、なので、自室で買いだめしておいた
それらを深夜や空き時間に再生する時間が好きでした。
始めて買ったLDは、エルビス・プレスリーのテレビ復活ライブと
また別の機会で記すであろう作品の2枚です。
1人暮らしを始めた高校3年生の夏、繰り返し繰り返し自室で
観ていました。
タイトルでしょうか、タイトルでしょう。
ジャケットもオールディーズのLPのジャケットみたいだった
ような記憶もありますが、「一杯のコーヒー」のタイトルが
惹かれたのです。
野球の物語です。
高3の春だったかに公開された「ザ・ベーブ」は同時期だかに
発売されてすぐ買いました。
劇場に足を運べなかったということもありますが、大好きな
ジョン・グッドマンがベーブ・ルースを演じるから野球は分からなくても
見たかったのです。
トミー・リー・ジョーンズの「タイ・カッブ」も同時期に勿論買い
ました。
マイナーリーグのチーム内での話です。
短期間だけメジャーリーグにいたことがある中年の選手と、
ルーキーの黒人選手との物語です。
「ワン・カップ・オブ・コーヒー。」
自身がメジャーリーグにいた短い期間をそうやって例えるのです。
「1杯のコーヒーを飲む時間。」
お洒落な言葉に心を奪われたのを思い出します。
自分も誰かと離す時にそうやってものを例えることが出来たら
よいなと思い、会話に気をつけるようになったことも。
出来ているかどうかは分かりませんが。
この作品は話題になったのかも知らないほど、自分の耳に関心の
耳にも届かない作品でした。
ふと、LPを探すかのように人差し指と中指を交互に素早く動かして
いる最中に指先を止めて手に取ったのです。
無名の監督、無名の俳優等の作品です。
著名なばかりが映画でもないし競技でもありません。
よい作品よいプレーが見たいのです。
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。