褒める
褒められたことがありません。
姉は小学生の頃からバスケが出来て、高校も声がかかり、
なので就職まで躓くことなく進みました。
僕はというと、ご覧の通り未だに挫折ばかりで、幼少期
からそんなでした。
なんで自分は、どうしたら自分は、そんなことばかり
考えてきました。
褒められる人生ではありません。
なので、褒められたこともありません。
恥ずかしい人生です。
でも、去勢張って誤魔化してきました。
悔しければ頑張ればいいじゃない。
出来ないことが恥じゃない、出来る様に頑張らないことが
恥ずかしい。
幾つかの親から受けた言葉を思い出して、頑張ってきました。
今となっては戦績にも現れて分かりやすいですが、でも、
それは今に始まったことではなく、キックボクシングを
やるにあたって、続けるにあたって何かと挫折ばかり
でした。
ご存知の方も多いでしょうが。
なので、こんな自分になってしまいまいました。
他人を教えるにあたって、自分に子供が出来て、褒める
ということを第一にしてきました。
人は褒められて嫌な気持ちしないからです。
なので、何か教える時や注意する時は褒めることを優先
してきました。
それが大人に対しても同様です。
伝え方は僕なりの工夫です。
昨年末、誕生日を迎えた際に、両親にそんなメールを
送りました。
キックボクシングをやらせてくれて、
育ててくれてありがとうございました。
父ちゃんと母ちゃんじゃなかったら
僕はどこかで死んでいたか、人生に
負けて腐っていたと思います。
あと少しだけ頑張って、笑顔で
引退したいと思います。
勿論、人生はこの後も頑張らないと
いけませんが。
こうやってお礼を伝えることがとても
嬉しく思います。
明日からまた頑張ります。
父からも母からも返事が着ました。
とんでもない。
父ちゃんに褒めてもらいたくて
頑張ってきました。
父に返事を送って、でも、その後に気づいて自分の気持ちを
確認したのです。
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キックボクサーな日常と、立嶋な日常
100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。