尻取り日記「う」蛆
「蛆」は以前使いましたが、もう一度使います。
その名称は幼少期からよく使う、または思い浮かべます。
そのことについてのお散歩は数知れません。
妄想の一人歩き、それを「お散歩」と称しています。
自分だけではありません。
お散歩している人をよく見かけます。
例えば駅のホーム、電車内、バス停で、等等。
ここに自分を抜け殻にしたまま置き去りにして、どこかへ
行ってしまっている状態、それを「お散歩」と称しています。
焦点は中途半端で、でも、向いている方向を見ていないで、
それは視点だけ、頭の中だけどこかに行ってしまっている状態、
それをお散歩と称しています。
お散歩、僕も大好きです。
大好きですが、行きたい時に直ぐに実行できるという訳では
ないのが、もどかしいところです。
すっと、魂が抜け出るような感覚で、気がついたら出かけて
います。
「いってきます」と「ただいま」が、自由に設定出来ないところが
難点です。
不良品として返品したいですが、返品してしまうともう一度
48年間人生をやり直さなくてはならなくなるため、遠慮して
おきます。
「人生やり直したい」
「あの頃に戻るなら」
よく耳にしますが、出来たらいいなと思います。
どうか、戻ってください。
大したことのない人生でしたが、でも、もう一度これまでやってきた
ことを実行するのは、そして、自分程度になるための労力を
もう一度味わうのは嫌なので、出来たとしてもお断りします。
少し前にお散歩した、少年時代の話をします。
思い出というか、そういう意味では思い出です。
3年生の春にクラス替えをして、4年生になった頃で
しょうか。
「知ってる?」
給食当番の後片付けをしながら、あまり話したことがない
同じ班の彼が話しかけてきます。
「人間はさ、蛆飼ってるんだ。」
蛆くらい知っています。
見たこともあります。
でも、飼っているの意味が分かりません。
彼とは喋ったことも大してありません。
家も違う方向だったので、一緒に帰ったこともないので、
それでだと思います。
中が悪かった訳ではありません。
学年が変わり、クラス替えをして、さらに喋らなくなって
いきます。
再び顔を合わすのは中学に上がってからになります。
1年生で同じクラスになりました。
でも、その頃の僕は部活もやっていたし、遊ぶことも
なかったですが、中学の方向は同じだから帰宅途中に
会うこともありました。
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キックボクサーな日常と、立嶋な日常
100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。