ドラマな話「お先にどうぞ第5話」焼肉
大石壮、今回は電機メーカーに勤めるサラリーマンです。
想いを寄せる同期の女性と焼肉を食べることになります。
同期3人で食べる約束でしたが、1人来れなくなり
女性と2人で食べることになります。
まずは生ビールを頼みます。
そして、辺りを見回し闇雲に焼く会社員らや、会話に夢中に
なり、肉を忘れている主婦らに苦言を呈します。
僕も焼肉は1人か息子とで行くことが多かったです。
勝手に焼かれたり、適当に纏めて焼いた肉を皿に乗せられる
ことが嫌だからです。
そして、直箸で取られるのが嫌だからです。
取らないにしても、その唾液のついた箸で新たな肉を
網に乗せられたりしたくないからです。
最近はトングがついていますが、昔は取り箸があっても
直箸でやる人が当たり前のようにいて、それが嫌でした。
かといって、そういう場に遭遇しないこともない訳では
ないので、その際は自分の分は自分のペースで焼くので
気を使わないで欲しい旨を伝えます。
そして、キムチを焼いて網目の上で火力を確かめます。
僕は掌を翳します。
一枚ずつ、焼き加減重視して食べることが好きです。
両面に軽く焼き目をつけて、中はレアが理想です。
一切れの半分でご飯一口くらいが口の中で、肉の味と
タレの味、それが染み込んだご飯の味が混ざり合い
相乗効果を生み出すと思っています。
僕も、まずはタン塩から。
タンの厚み具合にもよりますが、基本、片面焼きです。
浮かび上がってきている肉汁をひっくり返すことに
よって裏に溢す必要はありません。
そして、ひっくり返すと刻み葱がこぼれ落ちてしまい、
網が焦げてしまうからです。
一番は、葱を一緒に味わいたいからです。
肉汁が湧いてきたら外に漏れ出さないように、その前に
軽く塩胡椒して口に放り込みます。
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。