苗字
「こんな人がいたよ。」
子供の頃から人の苗字や名前が大好きです。
何故、その様な苗字や名前なのかを知ることや、考える
ことも好きです。
なので、子供の頃からよくその話をしました。
切っ掛けは父です。
「父ちゃんのさ、同級生にいたのだけど、小鳥遊ぶって
書いて、何て読むと思う?」
そんな苗字の方がいたのだといいます。
ネットなどない時代、その様な雑学本すらない時代、
会話ですら幼少の僕には知る術がありませんでした。
勿論、分かりません。
「たかなしって読むんだよ。面白いだろ?」
「鷹がいないから小鳥が遊べるって意味だよね。」
笑いながら教えてくれます。
「じゃあさ、次の分かる?」
次の問題が出ます。
「月見里って書いて何て読む?」
「分からないよ。」
「やまなし。」
「山がないから月が見える。日本人て面白いよな。」
回答に理由を添えます。
そういう会話がとても楽しくて、なのでそんな話ばかり
訊いたりしたりしてきました。
事細かに暗記している訳ではないですし、そこまで真剣に
覚えようともしていないので詳しくはないですし、知って
いる訳でもありません。
控える訳でもないですが、でも、記憶に沢山その時の会話や
感情まで残っています。
たまにフラッシュバックします。
求めていないタイミングで、なので、食べたいタイミング
でもないのに注文もしていないのに出前が届くみたいな
感覚でしょうか。
人の名前の本、何冊か持っています。
言葉遊び、日本人だけではないでしょうが、日本人はその様な
ことをする人種だと思っています。
日本語がそうしやすいということもあると思うのです。
音読み訓読み、当て字もありますし、洒落や駄洒落も
日本独特のものもあると思います。
一二三四五六さんという方がいたとかの記述を読むと、
日本人独特のものを感じます。
「ひふみしごろく」だったと記憶しています。
苗字と名前で遊ぶのも独特と思います。
その中で、よいものもあれば、悪ふざけが過ぎるものも
あったかと思います。
DQNとのちに称される前までは、個性であったり唯一無二の
よい方向で捉えられていた気もします。
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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。