呼び名不明
その感情や出来事は間違いなく存在するのに呼称方がわからない
もの、出来事などに遭遇します。
例えば、毎回ではないにせよ、稀に遭遇する茹で卵の裏の
薄皮、あれの名刺を知りません。
なので、それを例える時は、
「茹で卵の殻の裏にある薄皮。」
僕にはそれが呼称方です。
幾つかその様なことがあります。
今回はその一例を。
「こういうの、なんていうのでしょう?」
先日、コンビニで彷徨き果てた僕は、ついに顔見知りの店員に
呟きました。
「それを求めて出たのに、何を買いたかったのかが思い出せない。」
そんなことがよくあります。
その物忘れの呼称方があるのなら教えて欲しいと思うのです。
誰にでもあるはずです。
僕が一番多いのはゴミ袋、歯磨き粉、食器用洗剤の3点
です。
勿論、他にもありますが、大抵これらです。
「分かります。自分はティッシュですね。」
深夜、棚を整理しながら店員さんは云いました。
それも、分かるのですが鼻炎の僕は備蓄することが多く、
滅多にありません。
トイレットペーパーは、よくやります。
そんな会話をして、和みました。
結果、何を思い出したか忘れましたが、思い出して買うことが
出来ました。
帰宅してから思い出すということが常ですが、でも、稀に
彷徨いていると思い出すことが出来るのです。
今回、それにより出直すことを避けることが出来ました。
何故、そのようなことが起きるのか、理由を考えました。
「パンチドランカー。」
残念な人間はすぐにそう云います。
これまで、うんざりする程云われてきました。
そのわうなことしか云えない人間はそういう時に、大抵、
気持ち悪い顔をして勝ちほって笑っています。
そういう実に陳腐な出来事、同業者なら分かると思います。
目移りした訳ではないにしても、それだけを求めて帰れば
よいのに、目敏くよりよい結果を求めてしまったが故の
敗北と思われます。
サランラップならサランラップだけを求めればよいのです。
この際、それがクレラップだったからどうだということは
置いておきます。
それが例え、燃えないゴミ用の袋だろうと、歯ブラシだろうと
同様です。
でも、人間誰しも欲張ってしまうものなのだと思います。
一発、いいパンチが当たろうものなら、判定でもいいから
と思っていた癖に欲が生じて、力んで力んで振り回すスタイルに
なってしまうことはよくあることです。
誰しもあわよくば、よりよい結果を求めがちです。
勝負の世界、そんな甘いことはないのです。
どこでどんな罠が待ち構えているか分かりません。
油断は大敵なのです。
先生はよく云ったものです。
まさしく、その通りです。
家に帰るまでが遠足。
本当、その通りです。
家に(ちゃんと買って)帰るまでが買い物なのです。
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キックボクサーな日常と、立嶋な日常
100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。