モンスター
観たい作品を選ぶ基準というものが僕の中にあります。
勿論、それは僕だけに限らず誰もにとってそうなのでしょうが、
稀に頓着しない方に遭遇します。
著名な誰それが出演しているから、著名な作品だから、
騒がれているから、そういうものに見事に利用されて
喜んでいる方もいらっしゃいます。
否定はしません。
楽しみ方は自由です。
話を替えます。
例えば食べ物について、とします。
「無性に食べたくなるもの何?」
という質問をよくします。
「特にない。」という方、稀に遭遇します。
「何でもいい。」
例えばファミレスに入って、第一声でそういう
突拍子のない回答が返ってくることがあります。
もしかしたら、ファミレスならなんでもよいのかもしれないし、
何なら食に対してすら頓着しない方なのでしょう。
きっと、僕の興味が届かない、「何かしら」で、
彼、もしくは彼女らにとってのそれがあるのでしょう。
映画に対してもそういう方、稀にいらっしゃいます。
勿論、観てはいるのです。
勿論、回答は返ってくるのですが、でも、ちゃんとした
「映画の感想」という教科書を暗記したかのような回答です。
それを否定はしませんが。
レンタルに足を運んでいた頃から気にはなっていた作品です。
観たい作品を手に取る基準、とでもいいましょうか。
パッケージのデザイン、そしてタイトルです。
勿論、観たいジャンルの中で、ではありますが。
そうでなくても、目に入った瞬間に惹かれることがあります。
この作品がそれです。
そして借りるのですが、でも、観ないで返却するという
ことをします。
観たくて勿論、借りたのですがでも、少しも観ないまま
返すことが度度ある作品があります。
この作品、これも当てはまります。
観ないで返却する癖に、また借りるのです。
そして、ええ、観ないで返却するのです。
観る準備が必要な作品、とでもいいましょうか。
途中で観るのをやめるかもしれない状態では観たくない作品、
とでもいいましょうか。
最初から最後まで観通す覚悟を以て臨みたい作品、
誰にでもあると思います。
そういう作品を横になって片肘ついて観て、途中で止めて
しまいたくはないのです。
そういう扱いをした作品もないわけではないですが、基本、
つまらなくても最後まで続けて観ます。
一本の価値が軽さすら感じなくなったネット社会の今、僕も
途中で止めてしまうことも、勿論度度あります。
そんな時、自分に対して微妙な気持ちになります。
U‐NEXTに加入して、すぐに見つけました。
そして、マイリストというお気に入りに追加します。
カゴに入れたはいいものの、でも、返却がないからすっと
そのままでした。
人と、食べ物の話ばかりではなく、映画の話もします。
詳しくはないですが、知らない話を聞きたいからというよりは
情報を得たい感情からくるものです。
それと、やはり僕という人間は人と話すことが苦手だから
そういう切っ掛けを使わないと誰かとの会話が継続しないのです。
「映画」の中でも幾つか質問の種類はあるのですが、幾らでも
種類は変えられるので重宝しています。
以前、人に勧められた作品にこの作品がありました。
当然、知ってはいました。
前述した通り、自分のカゴに入れたままにしていました。
でも、そのことは教えません。
勿論、観る気はあったのです。
あるのです。
でも、観ていませんでした。
先週、2度目のワクチンを打って、2日間お休みを頂きました。
その間に観ようと思っていたのですが、とにかく眠くて寝て
ばかりいました。
一昨日夜、深夜に目が覚めて、まだ眠いことは眠いのですが、
ふと、普通の状態に戻ったことを察しました。
短時間で寝足りた状態とでもいいましょうか。
勿論、寝ようとすれば眠れるけれど、的な感じです。
なので、再生しました。
シャーリーズ・セロン、名前は存じています。
僕なんかが知っているくらいだからきっと、綺麗な方なのでしょう。
実話の映画化が好きです。
着色もあるでしょうが、でも、想像を搔き立てられます。
きっとタイトルから悪いことなのでしょう。
でも、僕は概要すら知らないでいました。
なので、キャストも。
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。