2024/1/22~1/26の米国株投資の振り返り
1/22~1/26の振り返り
S&P500は週を通して+1.06%の上昇でした。
高最高値更新を続けていたS&P500ですが、1/26(金)には小幅下落しました。
1/25(木)に発表された第4四半期のGDP速報値が堅調な結果であったこと、1/26(金)に発表されたPCE(米個人消費支出)統計ではインフレの鎮静化と力強い消費支出が示されたことから、ソフトランディング期待が高まっていると考えられます。
年初来のS&P500の推移を確認すると、年初来では+2.54%となっています。
残り3営業日となった1月ですが、かなり大きな下落がなければこのまま1月相場はプラスで終了する可能性が高くなっています。
1月相場がプラスで終了すれば1年間のパフォーマンスも良好であることが過去のデータから示唆されています。
1月相場がプラスで終了するかに注目したいですが、1/29以降の週にはGAFAMの決算発表が控えています。(1月30日引け後:MSFT、GOOG, 2月1日引け後:AMZN、AAPL、META)
特に1月30日引け後の生成AI関連サービスをいち早くマネタイズしているMSFTの決算発表が重要です。
現在米国株相場をけん引している生成AI関連銘柄群のパフォーマンスにも影響を与えるのでないでしょうか。
また昨年終値を100としたこれまでの株価推移(下のグラフ)をみると、VT(全世界)が引き続き米国株(VOO,VTI)に劣後しており、米国株市場のウエイトを高める戦略が現時点ではパフォーマンスが良いと考えられます。
VOOの方がVTIよりもGAFAMの比率がやや高いため、わずかにパフォーマンスが上回っていますが大きな差ではなさそうです。
先週の運用成績と今後の方針
先週の運用成績
+681,643円
小幅上昇で推移しています。
ポートフォリオ
米国株 90.6% (VTI 40%,個別株60%)
キャッシュ(米ドル) 9.4%
先週の方針通りフルインベストメントにもっていっています。(現金比率42.7%→9.4%)
指数の買いはVTIで、今月行っているVT売り/VTI買いにより、ソフトランディングが期待される米国株市場に重心を置くポートフォリオにしています。
同時に個別株への資金追加を行っているため、VTIと個別株の比率は変わりありませんが、最終的には指数50%、個別株50%を目指します。
今後の方針
フルインベストメントへの移行は1月相場がプラスで終了する公算が大であることを踏まえて比較的早く実施しました。
VTIよりもVOOの方がGAFAMなどの比率がやや高いためパフォーマンスは良さそうですが、その部分のアップサイドは個別株への投資で取りに行く方針です。
そのため、指数については安定感を重視し、より分散されているVTIを選択しています。
MSFTを含むGAFAMの決算発表を受けて、米国株市場の上昇が鮮明になれば残り資金を指数に投入する方針です。
NISA枠ではVTIの投資信託を月30万円購入し、新規の資金投入はこちらにすべて当てています。
*実際の投資判断については自己責任でお願いします。