見出し画像

2024/1/16~1/19の米国株投資の振り返り

1/16~1/19の振り返り

S&P500は週の前半に下落したものの、1/18-19にかけて特にNVIDIAなどのハイテク銘柄を中心に力強い上昇を見せ、史上最高値を更新するに至りました。

1月19日(金)発表されたミシガン大学消費者物価指数は予想を大幅に上回り、消費者の楽観的な見方が強いことが示されました。

市場とFRBの間の利下げに対する見通しのギャップの修正が進み、金利は高止まりする中でも堅調な値動きを見せる米国株市場はソフトランディングのシナリオを示唆していると言えます。
その背景となるものは強い個人消費やAI関連技術による生産性向上と考えられます。

ソフトランディングシナリオでは経済減速による利下げは必要とならず、金利は現在の水準を保ったまま株価の上昇が起こると見込まれます。
このシナリオでは米国経済は強く好調になる一方で、新興国を含めた米国以外の国の経済は必ずしも良好とはならない可能性があります。

実際に米国のみの経済が好調となる可能性がすでに株式市場でもシグナルされているように見えます。
下のグラフは年初を100としたS&P500(VOO),全米株式(VTI),全世界株式(VT)の年初来の株価推移を示したものです。

昨年末終値を100としたVOO,VTI,VTの推移

このグラフからも全世界株式(VT)のパフォーマンスが米国株式(VOO,VTI)から劣後していることが明らかになります。
米国株市場が中心となって上昇するというシナリオが今後も続くことを示唆しているように見えます。

先週の運用成績と今後の方針


先週の運用成績
+1,778,001円
ドル高が進んだ影響もあり、先週に引き続きプラスで推移しています。

ポートフォリオ
米国株 57.3% (VTI 40%,個別株60%)
キャッシュ(米ドルMMF) 42.7%

方針

・米国株市場のウェイトを高める。(VT→VTI)
・フルインベストのタイミングを早める。
・個別株投資ではアグレッシブグロース株への投資を継続。

ポートフォリオの入れ替え中で現金比率上がっていることは変わりありません。
ポートフォリオ入れ替えの内容は以前に記載したとおり、VTを売却し、VTIや個別株に切り替えていくというものです。
(米国市場以外への資金の暴露を減らしていく意味)

上記の米国株市場以外の存在感が低下することを想定してのポートフォリオ入れ替えでしたが、予想よりも米国株市場が強かったため(年初の動きから2-3月の調整の可能性をやや高く見積もっていたため)、従来の予定よりやや早めにVTIの買い付けを進めてフルインベストメントに戻していきます。
(3月中旬に向けてフルインベストメントの方針から1-2月中にかけてフルインベストメントに戻す方針へ変更。)
1月のS&P500がプラスで終わった場合には1年を通して株価は上昇していくシナリオを見ています。

もしも2-3月で株価下落が起こった場合には、信用取引枠でポジションを追加したいと考えています。

指数パフォーマンスを超えるためのサテライトとしてのアグレッシブグロース株投資は引き続き継続し、決算発表が良い銘柄のホールドを継続します。

*実際の投資判断においては自己責任でお願いします。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。サポート頂ければ励みになります!