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ぐん記者の記事公開「群馬県太田市の本格イングリッシュガーデン」

令和6年度ぐんま観光県民ライター(通称ぐん記者)の斉藤です。
群馬県太田市の「エアリスの小さな森公園」の紹介記事が公開されました。

この公園は、ジョイフル本田新田店に併設されたイングリッシュガーデン「アンディ&ウィリアムボタニックガーデン」という名前でしたが、コロナ禍で来園者激減し、閉園後に太田市が「エアリスの小さな森公園」として再開しました。

私は学生時代に英国映画に心酔していた影響でいまもイギリスに憧れています。
紅茶、スコーン、ウィリアムモリス、ヴィンテージのシルバーカトラリー、ウェッジウッド等を今もこよなく愛しています。

園内のようす

しかし、私はイギリスに行ったことがありません。今思えば円が強かった頃に頑張って行っておけばよかったのですが、あとのまつりです。

「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し(萩原朔太郎)」

という私にとって、このイングリッシュガーデンに初めて行った時「日本にも憧れのイギリスの景色があった」という感激にふるえました。

私物のピクニック用品

写真に載せている食器やクロス、カトラリーはすべて私物です(ドヤッ)。
スコーンは、取材に行く前にバタバタと焼き、熱い紅茶をポットに詰めました。
食器は、イギリスの洋食器コレクションの中から、ピーターラビットを選びました。
ピーターラビットの絵本は、英語のものを持参しました。シンプルで簡易な英語に浸り、美しいカラーイラスト。
イングリッシュガーデンで紅茶を飲みながら、絵本を読んでふと目を上げればそこには憧れのイングリッシュガーデンの景色です。
四季の草花、水辺の美しさ。木々の配置や遠近法を駆使したランドスケープのすばらしさ。実際以上に広く感じられました。

日本の植生を生かし、ジョイフル本田の資材だけでこの庭を創り上げた英国人庭師のランドスケープ造形力、センスの良さにふるえます。

ここへ来れば、浮世を忘れて英国映画の世界へ行けるのです。
なんという幸せ。太田市の宝に、何人もの友人をお連れしました。

家の近所にあった最愛のイングリッシュガーデンが閉園という衝撃を受けるも、コロナ禍があけたら再会するであろうと思っていました。

太田市が引き受けて再オープンするニュースを知りまして、太田市の市議会の議事録などを調べて経緯を知りました。
公園は、住宅分譲か、墓園になるかもしれなかったのです。もったいない!と太田市が購入した英断を称賛し、感謝します。太田市最高です。

エキナセアの花

2年ほど放置された公園は、再開後も手入れが追い付かず、往時の輝きは失っていましたが、これから盛り返すはずと期待していました。

今回の記事を書くにあたり、取材を行いました。公園の内部は整理され、景色が変わっていました。
わずか3人の職員さんががんばっておられます。草刈や剪定だけでも重労働ですが、「建物の目隠しになるよう、木を植えました」となんとか庭をよくしたいと努力されていました。涙。
記事には書けませんでしたが、ジョイフル本田の元庭担当の方は、休日にプライベートで様子を見に来てくださるのだそうです。心血注いだ庭は、我が子と同じなのですね。涙。

木陰でひとやすみ、最高

このエアリスの小さな森公園は無料公開されています。行かなきゃ損です。
ロケハンもOKだそうです。商用利用も可なので、ぜひ太田市に問い合わせてみてください(有料、無料の場合があります)。

近隣は、再開発が進んでおり、温泉、イベントホール、スケートパークがあり、これからオシャレな図書館もOPEN予定です。
太田市はいま進化している、その息吹を伝えたくて、記事を書きました。

ぐんま観光県民ライターは、記者の書きたい記事を書きたいように書かせてくれて本当に感謝しております。
他のぐん記者の記事も面白いです。生き生きしています。
WEBのみのメディアですが、密度が高いです。今後も注目して下さい。
私も令和6年度、ぐんま愛をこめて記事を書きます。

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