【知識を深めよう】9スタを丁寧に解説してみた|クロス護衛進行(初日狩人2CO)番外編

前回の記事の番外編です。

初日2-1 狩2COの盤面。
実は2-2よりも情報量が多い盤面になります。(霊が確定している上に狩COにより2グレー分詰まっている。)
であるのに、何故か狩を初日から吊ろうとする人は少ないように思えます。
そして「クロス護衛は狩の真偽を決め打てている場合に行う」という価値観が広まっているみたいですが、偽狩を初日に吊ることが出来た場合は、2-2盤面で霊決め打ちが成功している状態と変わらないですし、進行論上はクロス護衛進行をした場合は、3d占い決め打ちの方が優れているため、占い決め打ちで真を吊ると「狩の決め打ちは結果的に当たっていたのに、占い決め打ちを外したせいで負けた」という事態を招くことになります。

差分としては、クロス護衛で他吊りをした場合に黒が吊れると狩ロラでほぼ勝ちというところでしょうか。(ほぼ勝ちと表現したのは占い真狼の場合は終わらないため)

Q:もし狩を初日に決め打てたとしても残った狩の護衛択が3択になるのでは?

A:霊が抜かれても残りの狩の真偽が心配ならば狩ロラを行えばいいし、占いが抜かれるなら残りの占い結果を見つつ詰めていけば良い。
もしも霊結果白が出て狩を脳死でロラしてしまうのであれば、それは占い真狂という環境に慣れすぎた怠慢でしかないので、意識を変えていく必要があると思います。
占い護衛に関しては、狩候補自身が占いを決め打っていなければいけないので、個人の精度的なところと進行論的な部分を一緒くたにしてはいけないと思います。
加えて書くならば、クロス護衛をしたとして、占い2択を噛み通されたら考えることは変わらないので。

結局は初日に黒を吊らない限り、狼が不利になるということは無いです。

①狩候補以外のグレーに吊りたい位置が居る(残しておけない位置)
②グレーを吊った場合の占い両視点のグレーが2になる(誤爆が見込めない/占い視点で確定するため)
③狩候補のどちらかが確定で偽と見れる/繋がる位置が居ない(切られている)

上記のような場合はクロス護衛をしても良いと思いますが、クロス護衛をせずに狩候補から手を付けることで、議論次第では残りのグレーの評価に繋げることなども当然可能です。(占いの決め打ちに自身がない場合なども)
なので、もう少し柔軟に進行を考えた方が良いのではないかな?と思います。
確実に詰ませる進行があればそれが答えになりますが、このようなケースは答えのないケースになり、それぞれの進行分岐を考えておくことで、発言に重みも出ますし、進行時に迷わなくて良くなるため、議論に全てのリソースを割く事が出来るようになります。
9スタで多く見かけるのは進行提案と理由が一致していない人です。
このような人は人外に見られかねないので、その意味でも進行分岐を考えることは重要です。
この機会になんとなくで行っていた進行を見直してみるというのも良いかもしれません。


いいなと思ったら応援しよう!