2017.10.12 ステファン・エルシャーラウィQ&A

ミュージシャンズ・ミュージシャンと呼ばれる、リスナー以上に同業者からよりリスペクトされている音楽家が存在する。

サッカー界でも当然そういった人物がいる。ダヴィデ・モスカルデッリ、セルジオ・ペリシエといった選手たちがそうだ。
彼らはバッジョやイブラヒモヴィッチのようなドラマティックなキャリアを歩みはしないが、その仕事に対する姿勢、哲学は他のサッカー選手から常に共感を呼ぶ存在だ。エルシャーラウィもそんな一人と言える。若くしてミランのエースになっても自惚れず、度重なる怪我を乗り越え、出場機会時期に決して不満を口にせず準備を続けてきた。ローマに在籍する多くの選手の口からは、かならずエルシャーラウィの名前が出てくる。
アクロバティックなシュート、超絶技法のカットイン、そのどれもが早熟な天才性でありながら、これまでどの指揮官もエルシャーラウィを主力だとは明言してこなかった。ただ一人エウゼビオ・ディフランチェスコを除いては。そう、いよいよファラオーネの時代がやってきたのである。

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質問:自身のシーズン開幕までの流れはどうでしたか?

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旧ローマ速報からインタビュー部分を加筆、修正してコンパイルしたアーカイヴシリーズ第一弾。 かつて読んだことのある人は懐かしく、初めての人…

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