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脳内小宇宙旅行記

本文は、私が長年追いかけているアーティストの一つの【fripSide】の
先日リリースした『 infinite Resonance 3』収録
Turn Night Into Day』についての個人的迷走録です

自分趣味用のメモ書きのような感覚で書いていますので正確でない情報、個人の想像や妄想や願望がてんこ盛りです
「へぇ、そーなのかー」「なーに言ってんだコイツ」程度で大変気持ちの悪いことを言っているので読む価値は人それぞれ
大半の人にとってはゴミなので、多少の暇つぶしになったらいいなぁと思います
まぁ初めて書いてみるので読みにくいし文章もヘタクソなので大目に見てください


思想

前提として、この文章はファンか知り合いくらいしか読まないと思っています

私は考えても一生答えの出ないものを自分なりに考え続けるのが楽しく、また同志達のそういう話を聞くのが大好きです
プラスもマイナスも中立もそれぞれの考えがあるから面白くて、良い言葉だけ切り取るのはもったいないと思うのです
「ライブで盛り上がるから好き」
という代表的な中見空っぽの人とは話すだけ無駄なのだともうわかりました
「振付がカッコいい」の方がまだ中身あって話す内容あるからいいですよ


私の経験上、多少過激でも皆なら許してくれると思って一歩踏み出してみると、違った見方や感じ方をしている人からの解釈で、自分がさらに深みにハマった状態へとレベルアップすることができるのです(こうすることでLV6へと近づくはずだ???)

本当は直接会って語り合いたい!
しかし、互いの時間的都合や物理的都合で難しいこともありますね
なのでその願望を供養するために書いているようなものです

ひと昔前の私は、fripファンの皆はそのアーティストに特化した究極完全体サイボーグだと思っていたことがありますが、最近になってようやく私の方がおかしいんだと気が付くことができましたw(ありがとう)
しかし、今でもコアファンの方は1stアルバムから、ガチファンの方は『isシリーズ』から最新アルバムまで、聴き込んでいるのが普通だと思っています(やっぱりおかしい人)
まぁそうでない人、よく知らない人もいると思うので、手っ取り早く今回の話のネタ『Turn Night Into Day』をより良く感じるには最低『distant moon』『unlimited destiny』『crossroads』『Edge of the Universe』の4曲をおさえておくといいかもですね(個人の戯言)
もちろん単曲だけでもいい曲ですよ(これはホント)

感想

2024/10/09:infinite Resonance 3
新譜の中での私の一番の好みが『Turn Night Into Day』

まるでこのユニットが歩んできた道程と、これから進む道、在り方を表現し一曲に凝縮したかのように感じるからですね

ボーカルは珍しく全英詩で、最新シングルのカップリング曲『more than you know』のような雰囲気がゾクゾクします(これも全英詩ですね)
ネイティブさに力を入れているので本当にカッコイイです
阿部さんのcryingの発音が特に気に入りました

イントロの宇宙空間を漂っているかのように感じる音に始まり、それが少し不安を抱えているように聞こえます
サビに向かうまでに過去を振り返り、サビでは様々な想いを胸に秘めそれでも前に進む意志を感じ取ることができます
アウトロは様々な楽曲で使われてきたと思われる音が短時間に大量に流れ込んできて、まるで自分が光になり光速で進んでいるかと錯覚し本当に時が止まったかのように感じます

単曲だけでも楽しめるのですが、過去に遡り、リリースしてきた楽曲達を網羅した後で聴くと無限の良さがありますね

以下は身体に毒なので読んではいけません
良い子は早く寝ましょうね













妄想

2024/10/01:全曲試聴会
会場でこの曲を浴びた時に電撃に打たれ、それと同時にこう思う
「おそらく新譜はこれが核になるのだろう…」

2024/10/08:フラゲ日
アニメイトへ飛んでいき
「こ、これ、、、ください」と気持ち悪い笑顔と血走った目で店員をビビらせて購入(スマンナ)
家へ帰って新譜を大量摂取したときには何か確信めいたものを感じた

2024/10/22:自宅
100回程聴いた頃は単曲で解釈しようとしていたが、さらにこの曲の深みにハマる為にはどうすれば良いかを考え前提からひっくり返すことにした
「この曲は、単曲では解釈できないのではないか?」
という妄想に支配され、多少強引とも言えるくらいの繋がりを探す旅に出た

着想

イントロ部分の印象をそのままに、宇宙空間を漂っていると仮定すると
「この曲の視点は宇宙の何処なのか?」

何処でもないただそこにある空間と言ってしまえばそうなのだが、それだとなんだか味気ない気もする(どうにかしてこじつけたい)
具体的にそこが何処なのかが解れば、今よりももう少し解像度が上がりそうだ(どうにかしてこじつけたい、重要なので二度言いました)
この問いの答えを求め過去の曲から探ることにする

回想

「そもそも出発地点は何処なのか?」
これだけ宇宙を意識しているのだから出発地点がどこかにあるはずだ
人間から見れば基準になるのは地球
地球に居て一番宇宙を身近に感じられる存在は…?
『distant moon』
飛べない今の僕達は空を見上げることしかできない
それでも歩き続ける事を止めたらそれで終わりでしょう?
これこそが原点であり、出発地点なのだろう

「地球を出発する為に何が必要だったのか?」
自分の存在など小さ過ぎて無力だと思っていた
力強く歩いて行くと踏み出した一歩から、歩みを止めずに進むことで出逢う必然と偶然が無限の宇宙に解き放たれて輝く
『unlimited destiny』
数々の出逢いのおかげで今の自分があり、果てないこの旅は続いてく

「出発した後の道程で何があったのか?」
重ねた日々の中で様々な出逢い、想いがあり、皆それぞれの道を歩んできた
交差した道で立ち止まり、また進んで行く
必然は時に哀しいけど、偶然の積み重ねが導いてくれる
『crossroads』
だから少しだけでいい、歩くことを止めずに進め

「最果てを目指して…」
ゆっくりだけど一歩ずつ確実に進んできたら、あの頃は想像もできなかった場所に居る
長い年月をかけて果てしなく遠い場所まで来た
それでもまだ先へと進む、これまでよりもずっと遠くへと
『Edge of the Universe』
遥かな旅は終わることなく続いてく

連想

「これらをふまえて、この曲の視点は宇宙の何処なのか?」
ーーー辿り着いた宇宙の最果てでの視点なのではないか?

本当はこれら4曲だけの話ではなく他にも多くの曲が関係しているはずなのだが、この話を最短距離で説明をするにはこれがしっくりくる気がする
(リリース時系列的にも違和感無いし…)
他にも上げだしたらキリが無いからこれくらいにしておいた方がいい
沼にはしっかり肩まで浸かって10年数えないといけないからね

という妄想に妄想を重ねた、好きな人は好きな味の妄想ミルフィーユの下ごしらえが終わったかな?

夢想

さて、いよいよ完全妄想武装状態で『Turn Night Into Day』に挑む
「この曲の壮大な物語はどんな内容なのか?」

いきなり大きなものを見ようとしてもわからないので、曲の時系列順に少しずつ考える
恥ずかしながら私は英語全く出来ないマンなので、歌詞についてはほとんど理解していない状態で、音だけの想像で話す
音楽の知識は産毛が生えているくらいなので勘弁して

0:00~0:14:イントロ
最果ての宇宙空間を漂い不安を抱えている
自分が今やっていることが本当に正しいのか、見失っているように聴こえる
ディレイの音が空間を感じることができ、最低限の音で表現しているのがいい
きっとサビとの対比を強力にするために音を減らしているのだろう

0:14~0:28:Aメロ前半
してきたことが無意味だったのかと思い悩んでいるように聴こえる
ボーカルも心此処に在らずなように歌っているのか…?

0:28~0:44:Aメロ後半
音が増えて何かが変わる兆しを感じる
信念があって行動してきたことは本当に無意味だったのかを疑っている様子

0:44~0:45:Aフィルイン
そうではないと確信をした瞬間の気付き
劇的に何かが変わるような音

0:45~1:18:Aサビ
不安を抱えながらも前を向いて進む
「いままでの自分と支えてくれる人達がいるからこれからも大丈夫!」
と自身を鼓舞しているような雰囲気を感じる
イントロとのギャップが好き

1:18~1:32:インタールード
キックとハイハットの音が加わって、高鳴る鼓動としっかりとした歩みを想像できる
少し早歩き、小走りのように聴こえるのは、完全に不安が消えた訳ではないからか…

1:32~1:46:Bメロ前半
前半よりも少しだけ前向きな声
しかし、気付いたことがあっても隠しきれない不安感が残る

1:46~2:02:Bメロ前半
その不安感を振り切ろうと力強く踏み出そうとするが、自分に自身がない
少し無気力感

2:02~2:03:Bフィルイン
少し無理をして不安感を振り切る

2:03~2:37:Bサビ
不安の原因はわからないけれど、自分独りではないと思い込むことでなんとか保つことが出来ている
心の中に思い浮かべる皆の笑顔のおかげで今があるなら、今だけは皆の為にとにかく元気で笑顔でいたい

2:37~3:05:Cメロ
あたたかい光に包み込まれているような感覚
それにしても、ここは何故こんなにも心地が良いのだろう?
此処には僕しかいないはずなのだけれどもどうして…

3:05~3:20:Cサビ前半
本当にそうなのか?
もう一度落ち着いてよく辺りを見渡せ
目の前の暗闇の中に小さくても確実にあるじゃないか

3:20~3:37:Cサビ後半
皆それぞれの悩みを抱えながらも生きて確実にそこに居る
自分だけが苦しいのではない
僕らは暗闇で閉ざされていたのではなく、その暗闇を晴らすことのできる存在だった!
僕らは必ずそこに居て、手が届くところで繋がっている
宇宙空間に居て、皆は大小様々な星!!!
僕もその一つだったんだ!!!

3:37~3:39:Cフィルイン
真実に辿り着いた瞬間

3:39~4:12:Dサビ
完全に視野が開けてどこまでも見渡すことができる心理状態
身体が軽くどこまでも行けそうな感覚を転調で表現をしているのだろうか?
きっと今だったら何でも出来てしまいそうだ
こんな簡単なことに何故今まで気が付かなかったのだろう

4:12~4:40:Dメロ
もしも僕と同じように悩んでいる仲間がいたら今度は僕がその人の星になろう
僕らはそうやってここまで来たんだ
そうしてまた進んでいく

4:40~5:16:アウトロ
自身が光となって時空を光速で来た方へと進む
知覚はそれ以外の全方向へと同時に進む
果てに辿り着いて時が止まる

幻想

強弱、静と動がある長い曲は大好物です!!!

全体的にカノン進行って言うんですかね?
上から下に、下から上に少しずつ音が移行していくのが、山あり谷ありでもそれは繋がった一人の人生なのだというようにも思える
「少しずつでも確実に前へと進め」
「不安になったら辿ってきた道を見ろ」

なんて聴こえているんですよね

構成も面白いですよね、サビ終わりが多いなかでメロ終わりなのはあまりない?
今回のアルバムはそういう新しい挑戦も見えるのがいいですよね

「届くと信じて空を見上げ、宇宙へ向かって飛び立ち、今は太陽さえも置き去りにした」
「それができたのは自分の力だけではなく憧れの人、支えてくれる人の力でもある」
「辿り着いた最果ては決して孤独ではなく、数多の星に囲まれていて自分もそのうちの一つだった」
「私はこうしてひとつの場所へと到達したが、キミはどうだ?」
「私達がいるから何も心配しなくていい」

と言われているように勝手に思い込むことで、救われる命があるのです
過去、現在、未来を上手く表現しているのではないでしょうか?
そういう流れから『Unbroken Resolve』に繋がるとしたら熱くないですか?

完成した妄想ミルフィーユのお味はいかがですかな?

理想

これらのことを、歌詞のことをわからないで言ってるの相当ヤバいっすよねw
でも本来音楽はこうあるべきかなぁとも思います
文字情報に引っ張られ過ぎるのは音楽作品としてはどうなんだろうね
まぁ私の楽しみ方の一つなので許してね
『introduction』のような音のみのモノがイメージを膨らませるってあるじゃないですか?
たまにはああいうの欲しいですよね

「お前、それ歌詞の意味違うよ」
と言われてもいいんです、それで知見が深まるなら
「へぇそういう解釈もあるのか、でも俺はこう思う」
と言ってもいいんです、それで交流が深まるなら
趣味に正確さは無くていいんですよ、それぞれの個性や性格の方が必要だよ

以前は歌詞についてとか音色についてとか質問したい欲が凄かったのですが、全曲試聴会のときにsatさんが「我々が言うことで、イマジネーションを阻害してしまう」とあえて何も言わないことに感動
どういう意図でのものかは気になるけれど、答えをもらってしまったらそれ以降ではこの文章のような遊びができなくなってしまう
だから僕らファンのために残された余白で存分に遊ぼうと心に決めた
きっとそれがコンテンツを活性化していくはずだから

ってなわけで、ミクロにもマクロにも考えることができるのではないかと迷走しまくっていますが、これからもこの曲に対しての聴き込みと他の曲との因果関係(こじつけ)の研究が必要だと実感しましたw
そしてこんなところまで読んでいる人達それぞれの「脳内小宇宙」を見てみたいなとも思います

それにしても、まだ300回くらいしか聴いていないからのびしろしかないの、たまりませんねぇ~

んじゃまた┏( .-. ┏ ) ┓


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