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【読書日記#12】1年ジムに通って筋肉がつかなかった理由
読んだ本
去年の7月、骨が浮き出たガリガリの自分の体に嫌気がさし、ムキムキになってやろうと思ってジムに入会した。ジム通いを始めて1年が経過した今年の7月、自分の成長しなさに愕然とした。決してサボっていたわけでもないのに、全然筋肉が増えなかった。
なぜ上手くいかないんだろう。図書館へ行き、筋トレに関する本を読み漁った。筋肉を作っているのはタンパク質であるということを理解した。筋トレはただ負荷をかければいいのではなく、食事もトレーニングと同じくらい重要なのだ。そんなことも知らずに揚げ物やラーメンなど栄養バランスを全く考えない食事、太りたくないと食事量は女子並という生活を過ごしていた。
認識を改めてからは食事量を増やし、タンパク質を意識した食事にした。すると、1ヶ月に+1kgのペースで着実に筋肉がついていき体つきも明らかに変化した。
こういった経験があったので、今回読んだ本は内容により納得することができた。
この本では3大栄養素PFC(タンパク質、脂質、糖質)の重要性について繰り返し説いている。
特にタンパク質をおろそかにすると、ダイエットも筋トレも失敗する!と強く主張している。まさにその通りだった。。
もしこれから筋トレを始める人はまず食事に気をつかってほしい。
太ることを気にせず肉や魚、プロテインを積極的に摂ろう!
印象に残ったこと
筋肉が作られるしくみ
1 食事からタンパク質を摂取する
2 胃や小腸でタンパク質が分解されペプチドになる
ペプチドはタンパク質が分解されて分子量が小さくなった物質のこと。タンパク質は分子サイズが大きいため直接体内へ吸収されず細かく分解される
3 小腸でペプチドがさらに分子量が小さいアミノ酸に分解される
4 アミノ酸が血中に乗って全身へと行き渡る
5 血中のアミノ酸をインスリンが細胞へと運ぶ
6 細胞内でアミノ酸→ペプチド→タンパク質と再合成されて筋肉になる
炭水化物を摂取するとインスリンが作られ、インスリンの働きによって血中のアミノ酸が細胞へ運ばれ、細胞内でアミノ酸から筋肉が再合成される。
このことから筋肉をつけるのにタンパク質は不可欠だが、同時に炭水化物も無くてはならない存在だとわかる。