見出し画像

抜毛症#17(抜毛症の遺伝性)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。

◆本記事内容
56.ご家族、親戚の間で同じ症状(抜毛症)を持っている方、過去に同じ症状だった方はいらっしゃいますか?

57.Q56で「いる」を選択した方にお伺いします。それはあなたから見て、どのような関係性の方か教えてください。

2_抜毛症【当事者】(その他統合)_56
2_抜毛症【当事者】(その他統合)_57

◆当事者調査チームの感想
家族内に同じ症状の人がいるかという質問に「はい」と答えた人は約17%で、遺伝の可能性はそれほど高くなさそうだ思いました。
一方、その内訳では母と兄弟・姉妹が突出して高かったことから、遺伝ではなくもしかしたら目で見て、学んでしまう行動なのかもしれないと感じました。


◆参考髪がなくなる症状について


実態調査の詳細はこちら
本件に対するお問い合わせはこちら
寄付はこちら

ASPJは特定非営利活動法人として活動しており、皆様のご寄付により運営しております。


いいなと思ったら応援しよう!