アメリカの4年制大学受験体験談〜エッセイ編〜
こんにちは。ステフです。
アメリカでは、高校三年生の大学出願時期ですのでこの記事を書くことにしました。アメリカの大学出願期間は、基本8月の初めから11月・12月ごろです。志望校は一般的には9〜12校前後と言われますが、20校以上出願届けを出すことも可能です。
私は9校を受けることになり、どの大学を選ぶかの基準は主に成績やSAT(アメリカの大学入試試験)の結果、あとは専攻などを考慮した上で決めました。その9校の内訳としては、確実に受かる3校、五分五分の確率で受かる3校、現状況では多分不合格だけどエッセイなどで受かるかもしれない3校、となりました。受かる確率などについてはネットで
学校名 applicant profile
と検索すると、昨年度の合格者の成績やSATの結果を公表している大学が多くあるので、それを参考にしました。追加で、prepscholarというサイトを使用して調べました。
今年はコロナの影響によりSATをtest-optional(結果を大学に送らなくて良い)もしくはadmissions processの際に考慮しない大学も多いです。大学名など詳しいことは調べればわかります。私の知ってる限りではアイビーリーグやその他の超名門大学・カルフォルニア大学群はtest optionalらしいです。Toeflに関しては提出しないといけない大学が多いと思いますので、念のために大学のウェブサイトにてご確認ください。
アメリカの大学を受ける際に重要なのが大学のエッセイとそれを提出するためのオンラインポータルです。オンラインポータルはCommon ApplicationやCoalitionなどがメインです。Coalitionの方はわかりませんが、Common Applicationでは8月よりアカウント作成ができます。たとえ現段階で志望校が決まっていない場合でも、個人情報(住所・学校名・成績など)の記入を先に済ませておくことをお勧めします。私も8〜9月ごろに大学を受ける際、どこを受けようかまだ迷っていましたが、必要事項の記入は結構時間がかかるので先に終わらせておくことがベストです。
学校別エッセイなどを書く前に大事なことがCommon App/Coalition Appのメインエッセイを書き終えることです。私は両サイトのエッセイを書きましたが、その時は先にCommon App(650文字max)を書いて、その内容を短くしたのをCoalition App (550文字ぐらいだったかな)にして提出しました。本当に最初は何を書いていいかわからず、9月中に何度も書き直したことを覚えています。最初はアメリカの大学に進学した先輩方やネットの意見を取り入れることに精一杯で、何も書けなかった日々が続きました。自分の強み・弱みを理解し、個性や性格をどのように書くかが重要です。中学・高校のうちにどう成長しているのか、具体的なエピソードについて考えるのが得策だと思います。ざっくりいうと、自分はこういう素晴らしい人だ!という自己アピールです。
私は悩んだ結果、
アメリカ留学を始めてから今までどのように変化したのか
どのように周りのコミュニティや人々に影響を与えたのか
について書きました。
元々はとても内気な性格で、転校しても新しいクラスに馴染めず、友達を作るのに数ヶ月かかってしまいました。本当に人と話すのが嫌で、話しかけられても聞こえないふりをしてましたね。いつしかクラスメートに誘われて始めたトランプゲームで盛り上がり、ゲームを通じて学校内でコミュニティを形成しました。転校先では、ゲームではなく、クラスメートに勉強を教えることになりました。トランプゲームや勉強も一種の自分の属するコミュニティ・学校や地域にいい影響を与えることができましたので、この強みを今後とも活かしていきたいです、と伝えました。エッセイではこのようなメッセージを伝えるのも大事かと思います。
実際に私のエッセイを見てみたいと言う方は、Common/Coalition App以外にも出願した数校(Occidental College, University of Washington-Seattle, Santa Clara University, Loyola Marymount University)のエッセイをpdf化して送りますので、お気軽にご連絡ください。
次回はエッセイ以外に必要なものについて書いていきます。