プレゼント
来週は母の誕生日なので、いもうと家族も一緒に食事をしようということになった。
11月は甥っ子といもうと宅のいぬの誕生日もあるので、ついでに祝ってしまうことになっている。いぬの誕生日も祝うのでホームパーティーになる。
家呑みではまず時間を気にせず、ゆっくり気兼ねなくいられるのがよいところ。
今年、74歳になる母にそれぞれ贈り物を持ち寄るが、それはそれとして、思い立って「歌のプレゼント」をすることにした。
参加者はわたし、娘、いもうと、姪。の四人なので、せっかくなのでハモって女声2部合唱で、さっと練習できる・・・むずかしくない・・・母も知っている歌で。なにがいいだろう。
いわゆるハッピーバースディの歌でもよかったのだが、もう少し温かみのある歌がいいなあと考えていたら、姪っ子が「ふるさと」はどうかと提案してくれた。学校でやったときの合唱譜があるし、わたしアルトすぐ歌えるから教えてあげる。とのこと。
むかし小学生のとき、うさぎ美味し、と唄っていたあの歌だ。
わたしと姪がアルトで、娘といもうとが主旋律を歌う。
30分ほどの練習でなかなかに美しいハーモニーが奏でられ、四人で自画自賛。
当日は、歌やおどりが好きな母も最後には加わって、一緒に歌いだすだろう。
そう思ったら、実はわたしは自分の思い出にもしたいんだとはっとした。
母の老いを感じて、なにかを残そうとしているんだということに気がついて、ちょっと寂しくなってしまった。
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